AN 763: インテル® Arria® 10 SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683192
日付 8/14/2020
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ドキュメント目次

4.5.8. I2Cインターフェイスのデザイン・ガイドライン

ガイドライン: FPGAファブリックを介してI2C信号をルーティングする際は、オープンドレイン・バッファーをインスタンス化します。

FPGAを介してI2C信号をルーティングする場合、HPSからFPGAファブリックへのI2Cピン (i2c*_out_datai2c*_out_clk) はオープンドレインではなく、論理レベルが反転していることに注意してください。よって、論理レベル0をI2Cバスに駆動するには、対応するピンをHighに駆動します。この実装は、それらを使用してトライステート・バッファーの出力イネーブルに直接接続することができるので便利です。オープンドレイン・バッファーを実装するには、altiobufを使用する必要があります。

ガイドライン: プルアップがボードデザインの外部SDAおよびSCL信号に追加されていることを確認します。

I2C信号はオープンドレインであるため、バス上のデバイスがバスをLowに引き下げていない際に、バスを確実にHighに引き上げるためのプルアップが必要です。

図 13. FPGAピンへのI2C配線