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インテルのみ表示可能 — GUID: ozd1597161644646
Ixiasoft
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2.5.1.13. レジスター分布レポート
反対方向に駆動し、高ファンアウトに接続するレジスターは、フロアプランに配置の歪みをもたらし、それによって fMAX が影響を受ける可能性があります。配置の歪みはタイミング障害の原因にはならないこともあります。したがって、このレポートを確認することにより、そのようなレジスターを特定することができます。レポートに記載されているレジスターに対処することで、デザインの配置が容易になり、fMAX のパフォーマンスを改善することができます。
レジスターの複製は、DUPLICATE_REGISTER および DUPLICATE_HIERARCHY_DEPTH .qsf 割り当てで自動化することができます。または、RTL を手動で変更してレジスターを複製したり、ロジックをリファクタリングしたりすることができます。詳細は、インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザインの最適化で、「自動レジスター複製: 階層的近接」を参照してください。
さまざまなオプションを指定して、レポートをカスタマイズすることができます。
オプション | 利用可能な設定 |
---|---|
Spread Type | レポートの分布データのタイプを指定します。
|
Sink Type | レポートのシンクのタイプを指定します。
|
From Clock | レポートのパスをフィルタリングして、指定した起動クロックのみを表示します。 |
To Clock | レポートのパスをフィルタリングして、指定したラッチクロックのみを表示し、一度に 1 つのクロックをデバッグできるようにします。 |
Report number of registers | レポートに表示するレジスターの数を指定します。Report number of registers のデフォルト値は 10 です。 |
Report panel name | レポートパネルの名前を指定します。オプションで File name を有効にして、情報をファイルに書き込むことができます。.htm または .html をサフィックスとして追加すると、タイミング・アナライザーはレポートを HTML として生成します。File name を有効にすると、最新のデータでファイルを上書き (Overwrite) または追加 (Append) することができます。 |
Tcl command | 選択した GUI オプションに対応する Tcl 構文を表示します。コマンドは、Console から Tcl ファイルにコピーすることができます。 |
