インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: タイミング・アナライザー

ID 683243
日付 1/31/2023
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ドキュメント目次

2.5.1.14. ルーティング着目ネットレポート

タイミング・アナライザーの Reports > Design Metrics > Report Route Net of Interest... コマンドを使用すると、ルーターによる作業を最も必要とするネットを報告することができます。このレポートは、報告されるネットの総ルーター作業に対するパーセンテージを示します。同等のスクリプトコマンドは report_route_net_of_interest です。

このレポートを使用すると、ルーターの作業を多く必要としないはずのネットを特定することができます。例えば、低速の管理インターフェイス・ネットはタイミング・クリティカルではないため、ルーターによる作業はあまり必要ないと考えることができます。ただし、Report Route Net of Interest で低速管理インターフェイスの一部のネットにルーターの作業を多く必要とすることが報告されている場合は、それをさらに調べることができます。これを調べることで、タイミング制約が正しいか、ファンアウトが大きく、ドライバーの複製によって低減することができるか、またはネットが密集した領域を通過しているかを判断することができます。

図 68. Report Route Net of Interest レポート
図 69. Report Route Net of Interest ダイアログボックス
表 18.  Report Route Net of Interest の設定
オプション 利用可能な設定
Nets Maximum number of nets to report で、報告する最大ネット数を指定します。デフォルト値は 50 です。
Report panel name レポートパネルの名前を指定します。オプションで File name を有効にして、情報をファイルに書き込むことができます。.htm または .html をサフィックスとして追加すると、タイミング・アナライザーはレポートを HTML として生成します。File name を有効にすると、最新のデータでファイルを上書き (Overwrite) または追加 (Append) することができます。
Tcl command 選択した GUI オプションに対応する Tcl 構文を表示します。コマンドは、Console から Tcl ファイルにコピーすることができます。