インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: タイミング・アナライザー

ID 683243
日付 1/31/2023
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ドキュメント目次

2.5.1.11. ロジック深度レポート

タイミング・アナライザーの Reports > Design Metrics > Report Logic Depth... コマンドでは、クロックドメイン内のロジックレベル数を報告することができます。この値は通常、パスが通過するルックアップ・テーブル (LUT) の数に相当します。

同等のスクリプトコマンドは report_design_metrics -logic_depth です。Report Logic Depth はクリティカル・パスにおけるロジック深度の分布を示すため、RTL でロジックレベルを削減できる領域を特定することができます。

図 58. Report Logic Depth (ヒストグラム)
図 59. 深度 3 のパスのレポートイントラクロックのみ、各クロックのトポロジーごとのロジック深度レポートを呼び出します。
図 60. パスの概要正確なヒストグラムのクロスプローブでタイミングを収束します。

さまざまなオプションを指定して、レポートをカスタマイズすることができます。

表 15.  Report Logic Depth の設定
オプション 詳細
Clocks From Clock および To Clock でレポートのパスをフィルタリングし、指定した起動クロックまたはラッチクロックのみを表示します。
Targets From Clock および To Clock のターゲットノードを指定し、それらのエンドポイントのみのロジック深度を報告します。このオプションには、I/O またはレジスター名、もしくは I/O ポートを指定します。このフィールドは、ワイルドカード文字もサポートします。FromTo、または Through ボックスが未記入の場合は、タイミング・アナライザーはデバイス内の考えられるすべてのターゲットを想定します。Through オプションにより、組み合わせロジックまたはセル上の特定のピンを通過するパスにレポートを制限します。
Analysis type SetupHoldRecoveryRemoval 解析では、スラックで上位 X 個のパスのロジック深度を報告します。Topology 解析では、ロジック深度で上位 X 個のパスのロジック深度を報告します。
Paths エンドポイントおよびスラックレベルごとに表示するパスの数を指定します。Report number of paths のデフォルト値は 10 です。それ以外の場合は、レポートが非常に長くなる可能性があります。Pairs only を有効にすると、送信元と送信先の各ペアに対して 1 つのパスのみが表示されます。Maximum number of paths per endpoints により、さらに制限します。パスのフィルタリングも可能で、Maximum slack limit フィールドに値を入力します。
Detail Histogram で表示するか完全な Path レベルの詳細で表示するかを指定します。
Report panel name レポートパネルの名前を指定します。オプションで File name を有効にして、情報をファイルに書き込むことができます。.htm または .html をサフィックスとして追加すると、タイミング・アナライザーはレポートを HTML として生成します。File name を有効にすると、最新のデータでファイルを上書き (Overwrite) または追加 (Append) することができます。
Tcl command 選択した GUI オプションに対応する Tcl 構文を表示します。コマンドは、Console から Tcl ファイルにコピーすることができます。