F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイド

ID 683872
日付 6/26/2023
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

5.4. F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP のインスタンス化

F タイル PMA/FEC Direct PHY のデザインでは、F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP が必要です。シミュレーションとコンパイルには、この IP をインスタンス化して接続する必要があります。

このデザインでは、F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP に以下が必要です。

  • 1 つのシステム PLL に対するシステム PLL のモードとリファレンス・クロック・ソース。これは、データパスのクロックになります。
  • FGT PMA のリファレンス・クロック・ソース。システム PLL と FGT PMA のリファレンス・クロック・ソースは、共有または個別にします。この例では、リファレンス・クロックを共有します。

1 つのシステム PLL に対するシステム PLL のモードとリファレンス・クロック・ソースを指定するには、次の手順に従います。

  1. IP Catalog の検索フィールドに f-tile Reference と入力し、Transceiver PHY にある F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP をダブルクリックします。
  2. System PLL #0 タブで、次のパラメーターを指定します。
    表 99.  System PLL #0 のオプション
    パラメーター パラメーター値
    Mode of system PLL ETHERNET_FREQ_830_156 を選択します。これは、システム PLL の入力周波数を 156.25Mhz、出力周波数を 830.078125MHz にコンフィグレーションします (F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP のシステム PLL 周波数に一致する必要があります)。
    Refclk source RefClk #0。システム PLL のリファレンス・クロック・ソースを選択します。
    RefClk #0 for FGT PMA オンにします。
  3. RefClk で、次のオプションを指定します。
    表 100.  RefClk のオプション
    パラメーター パラメーター値
    Enable RefClk #0 for FGT PMA オンにします。このリファレンス・クロックは、システム PLL #0 と FGT PMA で共有されます。
    RefClk source RefClk #0。156.25MHz (F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP のリファレンス・クロック周波数と同じ)。
図 103. システム PLL と RefClk のオプション

次の図は、この例における F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP のブロック記号と利用可能なポートを表しています。

図 104.  F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP 例のポート