インテルのみ表示可能 — GUID: czk1602543655751
Ixiasoft
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2.1.6. ボンディング・アーキテクチャー
ストリームまたは PMA は、次の条件下で結合されます。
- トランスミッター (TX) またはレシーバー (RX) の PMA レーンが高データレート PAM4 モードの 32Gbps を超えるデータレートで動作する場合 (PMA ボンディング)
- PAM4 または NRZ モードで複数の TX PMA レーンがある場合 (システム・ボンディング)
TX または RX PMA レーンが 32Gbps を超えるデータレートで動作する場合の PMA ボンディングには、以下を使用します。
- 58Gbps までは 2 つのストリーム (FGT PMA および FHT PMA)
- 116Gbps までは 4 つのストリーム (FHT PMA のみ)
複数の TX PMA レーンのシステム・ボンディングは、マルチレーン・プロトコルの高速シリアルレーン間送信スキューを最小限に抑えるために使用される手法です (スキューの仕様に関しては、 Intel® Agilex™ 7 デバイス・データシート を参照してください)。この手法では、複数の TX PMA レーンからの複数のストリームを結合します。次のような例があります。
- 200G ハード IP イーサネットで 4 つの FGT PMA レーンを使用し、各 PMA レーンに 2 つのストリームがある場合は、8 つのストリームが結合されます。
- 400G ハード IP イーサネットで 4 つの FHT PMA レーンを使用し、各 PMA レーンに 4 つのストリームがある場合は、16 のストリームが結合されます。
結合されるすべてのレーンにクロック・ネットワークが広がる場合は、同じタイル上の任意のリファレンス・クロックを結合されるレーンに使用することができます。リファレンス・クロックのネットワーク範囲に関しては、クロック・ネットワークを参照してください。
結合されるストリームでシステム PLL を使用する場合は、ストリームではすべて、同じシステム PLL を使用する必要があります。例えば、6 つのストリームの JESD204B、TX 専用 IP では、6 つの TX ストリームすべてに同じシステム PLL を使用します。
結合を行う際はいずれも、結合の内部はすべて、同じクロック上にある必要があります。
レーンの結合は、同じタイル内でのみ行うことができます (FGT PMA の 16 レーン内または FHT PMA の 4 レーン内)。TX PMA の結合レーンは、隣接して配置する必要があります。その際は、フラクチャー・タイプに基づき事前定義されている位置を一次 PMA レーンにします。詳細は、 F-Tile Channel Placement Tool およびボンディングの配置規則を参照してください。
サポートされていないボンディング条件
- FGT PMA レーンと FHT PMA レーン間のボンディング
- 400G ハード IP と200G ハード IP 間のボンディング
3 つのメカニズムにより、ボンディングを容易にすることができます。
- TX および RX PMA のリカバリー・クロック・ネットワークを PMA インターフェイスで共有
- リセットまたは読み出しと書き込みを PMA インターフェイスで同期
- EMIB インターフェイス・デスキュー・ロジックでスキューを除去
400G ハード IP、200G ハード IP、および PCIe* ハード IP にはすべて、TX および RX のデスキューロジックがあります。デスキューロジックは、EMIB における複数の結合ストリームのスキューを除去します。
ハード IP | 400G ハード IP でサポートされる結合ストリーム数 | 200G ハード IP でサポートされる結合ストリーム数 |
---|---|---|
F-tile PMA and FEC Direct PHY IP | 2、4、6、8、12、16 | 2、4、6、8 |
F-tile Ethernet hard IP | 2、4、8、16 | 2、4、8 |