F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイド

ID 683872
日付 6/26/2023
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

2.3.1.1.1. FHT トランスミッターのバッファーとフェーズ・ジェネレーター

トランスミッターの差動 I/O バッファーは、シリアル化されたビットストリームを、ケーブルまたは PCB トレースでの伝送に適した電気信号に変換します。FFE 回路のメインカーソル、プリカーソル・タップ、およびポストカーソル・タップにより、トランスミッターのスイング強度を制御し、トランスミッターの出力波形を形成します。

トランスミッターのバッファーをプログラミングし、次の表にリストされているタップをサポートすることができます。フィルターの周波数応答を選択し、符号間干渉 (ISI)、クロストーク、周波数依存性の損失、反射などのレーン障害を補正します。

表 13.  NRZ および PAM4 モードにおける FHT トランスミッター PMA イコライザーのパラメーター

パラメーター

(カーソル)

内容 規則

インクリメントとデクリメントのサイズ

最小値 デフォルト 最大値
C-3 プリカーソル 3 -8 0 +7.75 0.25
C-2 プリカーソル 2 -8 0 +7.75 0.25
C-1 プリカーソル 1 -16 0 +15.5 0.5
C0 メインカーソル 0 41.5 +41.5 7 0.5
C+1 ポストカーソル 1 -16 0 +15.5 0.5
C+2 ポストカーソル 2 -8 0 +7.75 0.25
C+3 ポストカーソル 3 -8 0 +7.75 0.25
C+4 ポストカーソル 4 -8 0 +7.75 0.25

次の式により、最も有効なトランスミッター・イコライザーと最良の振幅制御を実現します。ABS は絶対値です。

  • ABS(C-3) + ABS(C-2) + ABS(C-1) + C0 + ABS(C+1) + ABS(C+2) + ABS(C+3) + ABS(C+4) ≤ 41.5
  • ABS(C-3) + ABS(C-2) + ABS(C-1) +ABS(C+1) + ABS(C+2) + ABS(C+3) + ABS(C+4) ≤ C0
7 最大の TX 出力スイングを提供します。