F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイド

ID 683872
日付 6/26/2023
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

7.3. トランシーバー・ツールキットのパラメーター設定

次の表は、トランシーバー・ツールキットのパラメーターの設定について説明しています。
表 104.  トランシーバー・ツールキットのパラメーターの設定
パラメーター 詳細 制御ペイン
Auto refresh RX CDR status このオプションを有効にすると、RX CDR のステータスがリアルタイムで更新されます。 Receiver ペイン
Auto refresh RX PMA settings このオプションを有効にすると、FGT PMA の RX イコライゼーション設定がリアルタイムで更新されます。 Receiver ペイン
Auto refresh TX Status このオプションを有効にすると、TX PLL のロックステータスがリアルタイムで更新されます。 Transmitter ペイン
Bit error rate (BER) チェッカーの最後のリセット以降の、エラーの数をテストされたビットで割った値を報告します。RX CDR がリファレンス・クロックにロックされている、もしくは PRBS チェッカーがロックされていない場合は、報告される BER は信頼できるものではありません。 Receiver ペイン
Clear Stats 現在のテストされたビット数、エラービット数、および BER をクリアします。 Receiver ペイン
Hard PRBS checker running

Not Running: チェッカーは停止しています。

Running: チェッカーでチェックが行われており、データパターンはロックされています。

Receiver ペイン
Hard PRBS generator running

Not Running: ジェネレーターは停止しています。

Running: ジェネレーターはパターンを送信しています。

Transmitter ペイン
Inject Error トランスミッターの PRBS パターンにビットエラーを挿入します。 Transmitter ペイン
Line encoding シリアルデータに使用する変調タイプを指定します。 Transmitter および Receiver ペイン
Loopback mode ループバック・モードを選択します。利用可能なオプションは次のとおりです。
  • RX2TXPAR - PMA のレシーバーからトランスミッターへのパラレル・ループバック
  • TX2RXPAR - PMAのトランスミッターからレシーバーへのパラレル・ループバック
  • TX2RXBUF - PMA のトランスミッターからレシーバーへのバッファー・ループバック
Transmitter および Receiver ペイン
Number of bits tested チェッカーの最後のリセット以降にテストされたビット数を指定します。RX CDR がリファレンス・クロックにロックされている、もしくは PRBS チェッカーがロックされていない場合は、報告される BER は信頼できるものではありません。 Receiver ペイン
Number of error bits チェッカーの最後のリセット以降に発生したエラービット数を指定します。RX CDR がリファレンス・クロックにロックされている、もしくは PRBS チェッカーがロックされていない場合は、報告される BER は信頼できるものではありません。 Receiver ペイン
PRBS locked Locked: PRBS チェッカーが受信 PRBS パターンにロックされていることを示します。

Not Locked: PRBS チェッカーが受信 PRBS パターンにロックされていないことを示します。

Receiver ペイン
PRBS pattern ビット・エラー・テストのテストパターンを選択します。 Transmitter および Receiver ペイン
RX CDR locked to ref clock Locked: レシーバー CDR がリファレンスへのロック (LTR) モードであることを示します。

Not Locked: レシーバー CDR がリファレンス・クロックにロックされていないことを示します。

Don't Care: レシーバー CDR が LTD モードです。

Receiver ペイン
RX CDR locked to data Locked: レシーバー CDR がデータへのロック (LTD) モードであることを示します。

Not Locked: レシーバー CDR がデータにロックされていないことを示します。

Receiver ペイン
RX Enable Gray Code PAM4 専用のグレイ・コーディングを有効にします。 Receiver ペイン
RX PMA Settings RX イコライゼーションの設定。 Receiver ペイン
RX Polarity Inversion RX の極性反転を有効にします。 Receiver ペイン
RX Ready Ready: RX チャネルはリセットを終了しており、CDR がデータにロックされています。

Not Ready: RX チャネルがリセットに入っている、もしくは CDR がデータにロックされていません。

Receiver ペイン
RX Reset FGT PMA FGT RX データパスをリセットします。
注: 1 つのチャネルの RX リセットをクリックすると、同じ F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP インスタンスのすべての RX チャネルがリセットされます。
Receiver ペイン
Start チャネルでパターン・ジェネレーターまたはチェッカーを開始し、着信データを確認します。 Transmitter および Receiver ペイン
Stop パターンの生成とチャネルのテストを停止します。 Transmitter および Receiver ペイン
TX Enable Gray Code PAM4 専用のグレイ・コーディングを有効にします。 Transmitter ペイン
TX Equalization Parameters FGT 45 FHT 46 47 Transmitter および Receiver ペイン

Post_tap_1

Main_tap

Pre_tap_1

Pre_tap_2

C-3: プリカーソル 3

C-2: プリカーソル 2

C-1: プリカーソル 1

C0: メインカーソル

C+1: ポストカーソル 1

C+2: ポストカーソル 2

C+3: ポストカーソル 3

C+4: ポストカーソル 4

TX PLL Locked Locked: TX PLL がリファレンス・クロックにロックされていることを示します。 Transmitter ペイン
TX Polarity Inversion TX の極性反転を有効にします。 Transmitter ペイン
TX Reset FGT PMA FGT TX PMA データパスをリセットします。
注: 1 つのチャネルの TX リセットをクリックすると、同じ F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP インスタンスのすべての TX チャネルがリセットされます。
Transmitter ペイン
45 有効な設定については、F-Tile TX Equalizer Tool を参照してください。
46 有効な設定については、FHT PMA のアーキテクチャーを参照してください。
47 内部シリアル・ループバックが有効になっている場合は、TX Equalization Parameters はデフォルトの値に設定されます。