F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイド

ID 683872
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

6.4. F-Tile TX Equalizer Tool

バックプレーンを通過する高速信号は、主に表皮効果と誘電損失などの高周波損失の影響を受けます。これらの損失は、信号の高周波成分を大幅に劣化および減衰させ、レシーバーでの信号の解釈を困難にする可能性があります。F-Tile FGT TX PMA はプリエンファシスと線形イコライゼーションを提供することで、この問題に対処し、高速信号の品質向上を実現します。

F-Tile TX Equalizer Tool を使用し、プリエンファシスと出力スイングを見積もることができます。トランスミッターで次の内容を変更すると、ツールは FGT PMA トランスミッターの出力スイングを表示します。
  • Main_tap
  • Post_tap_1
  • Pre_tap_1
  • Pre_tap_2
Excel ベースの F-Tile TX Equalizer Tool は、次のリンクからダウンロードすることができます。 ツールのスクリーンショットを次に示します。
図 117. F-Tile TX Equalizer Tool