F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイド

ID 683872
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

5.5. カスタム拍生成ポートとロジックのイネーブル

この F タイル PMA/FEC Direct PHY のデザインでは、システム PLL クロックモードを使用して、FGT PMA レーンのデジタル・データ・パスにクロックを提供します。システム PLL 周波数 (830.078125Mhz) が PMA クロック周波数 (805.6640625Mhz) よりも大きいため、IP のパラメーター・エディターでカスタム拍生成ロジックポートを有効にし、ロジックオプションを有効にする必要があります。

  • tx_cadence ポート出力を使用し、TX PMA インターフェイスのデータ有効ビット (TX パラレルデータのビットの 1 つ) をアサートまたはデアサートする必要があります。パラレルデータのマッピング情報 を参照してください。
  • tx_cadence_fast_clktx_clkout/tx_clkout2 に接続する必要があります。クロックソースは System PLL Clock / 2 (415.0390625MHz) です。
  • tx_cadence_slow_clktx_clkout/tx_clkout2 に接続する必要があります。クロックソースは、Word clock または Bond clock / 2 (402.83203125Mhz) です。
図 105. カスタム拍生成ポートとロジックのイネーブル

レートマッチ FIFO の要件

次のガイドラインは、ユーザー FPGA コアロジックと F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP の間のエラスティック FIFO 要件に適用されます。

  • ユーザー FPGA コアロジックがシステム PLL 周波数/2 と同じ周波数 (つまり、415.0390625MHz) で動作している場合は、ユーザー FPGA コアロジックと F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IP の間にエラスティック FIFO は必要ありません。
  • ユーザー FPGA コアロジックが PMA クロック周波数/2 (つまり、402.83203125MHz) で動作している場合は、ユーザー FPGA コアロジックと F タイル・コア・インターフェイス FIFO の間にエラスティック FIFO が必要です。それにより、PMA クロック周波数のドメインからシステム PLL クロック周波数のドメインに転送を行います。この実装は、ユーザーが行う必要があります。