1.4.1.1. 同期メモリーブロックの使用
1.4.1.2. サポートされないリセットおよびコントロール条件の回避
1.4.1.3. Read-During-Write動作の確認
1.4.1.4. RAMの推論と実装の制御
1.4.1.5. シングルクロック同期RAM (古いデータでのRead-During-Write動作)
1.4.1.6. シングルクロック同期RAM (新しいデータでのRead-During-Write動作)
1.4.1.7. シンプル・デュアルポート、デュアルクロック同期RAM
1.4.1.8. トゥルー・デュアルポート同期RAM
1.4.1.9. 混合幅デュアルポートRAM
1.4.1.10. バイト・イネーブル信号を備えるRAM
1.4.1.11. 電源投入時の初期のメモリーコンテンツの指定
3.2.2. MTBF計算におけるシンクロナイザーのデータ・トグル・レート
MTBFの計算では、同期されるデータがソースクロック周波数の12.5%のトグルレートで切り替わると想定しています。つまり、到着するデータはソースクロックで8サイクルに1回切り替わると想定しています。
複数のクロックが適用される場合は、最も高い周波数が使用されます。ソースクロックを特定できない場合、データレートは同期クロック周波数の12.5%とみなされます。
データが変化するおおよそのレートが分かっている場合は、それをAssignment Editorの Synchronizer Toggle Rate 割り当てで指定します。この割り当ては、エンティティーまたはデザイン全体に適用することもできます。データのトグルレートは、1秒あたりの遷移数で、同期チェーンの最初のレジスターで設定します。タイミング・アナライザーは、そのレジスターチェーンのMTBFを計算する際にこの指定レートを考慮します。データ信号がトグルせず、デザインの信頼性に影響しない場合は、同期チェーンの Synchronizer Toggle Rate を 0 に設定し、MTBFが報告されないようにすることができます。Tclでこの割り当てを適用するには、次のコマンドを使用します。
set_instance_assignment -name SYNCHRONIZER_TOGGLE_RATE <toggle rate in transitions/second> -to <register name>
Synchronizer Toggle Rate のほかに、トグルレートに関連する割り当ては2つありますが、これらはメタスタビリティーのMTBF計算に使用されません。I/O Maximum Toggle Rateはピンにのみ使用され、シグナル・インテグリティーの目的で使用されるワーストケースのトグルレートを指定します。Power Toggle Rate割り当ては、想定される時間平均トグルレートを指定するもので、Power Analyzerでの時間平均消費電力の見積もりに使用されます。