インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザインの推奨事項

ID 683082
日付 8/03/2023
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ドキュメント目次

2.5.2. コンパイル時のデザイン・アシスタントの実行

有効になっている場合、デザイン・アシスタントはコンパイル時に自動的に実行され、デザイン規則の違反をコンパイルレポートで報告します。

コンパイルモードにおける規則チェックのパラメーターを有効にしている、もしくは指定すると、指定されている内容はデフォルトでコンパイルモードにおけるデザイン・アシスタントの実行に適用されます。解析モードに対して規則の設定を変更している場合、その設定とコンパイルモードの規則設定は独立した設定になります。

  1. コンパイルフローにおけるデザイン・アシスタントのチェックを実行するには、Enable Design Assistant execution during compilation がオンになっていることを確認します。
  2. 特定のデザイン規則チェックを有効または無効にするには、Name 列にあるその規則のチェックボックスをオンまたはオフにします。規則がオフになっている場合、デザイン・アシスタントはその規則の違反について報告しません。
  3. Parameters フィールドで、有効にする規則のデフォルト値を変更することを検討します。
    図 25. デザイン・アシスタントの規則の設定
  4. コンパイル時にデザイン・アシスタントを実行するには、ProcessingメニューまたはCompilation Dashboardからコンパイラーの1つまたは複数のステージを実行します。
    図 26. コンパイルレポートにおけるデザイン・アシスタントの結果例
  5. 各規則の結果を表示するには、Rules リストで規則をクリックします。規則の詳細と修正のためのデザイン推奨事項が表示されます。
    図 27. デザイン・アシスタントによる規則違反に対する推奨事項