1.4.1.1. 同期メモリーブロックの使用
1.4.1.2. サポートされないリセットおよびコントロール条件の回避
1.4.1.3. Read-During-Write動作の確認
1.4.1.4. RAMの推論と実装の制御
1.4.1.5. シングルクロック同期RAM (古いデータでのRead-During-Write動作)
1.4.1.6. シングルクロック同期RAM (新しいデータでのRead-During-Write動作)
1.4.1.7. シンプル・デュアルポート、デュアルクロック同期RAM
1.4.1.8. トゥルー・デュアルポート同期RAM
1.4.1.9. 混合幅デュアルポートRAM
1.4.1.10. バイト・イネーブル信号を備えるRAM
1.4.1.11. 電源投入時の初期のメモリーコンテンツの指定
2.5. デザイン・アシスタントにおけるデザイン規則のチェック
インテル® Quartus® Primeのデザイン・アシスタントでは、デザインの収束に向けたデザイン・イタレーションの数を減らしたり、各コンパイルステージでのターゲットを絞った規則の確認やガイダンスで各イタレーションの時間を最短に抑えることで、生産性を向上させることができます。
デザイン・アシスタントでは、デザイン規則の違反を検出し、修正に向けた推奨事項および違反元への経路を提供することにより、その違反の解決を目指します。デザイン規則の違反を回避することにより、デザインの信頼性、タイミング・パフォーマンス、およびロジック使用率が向上します。
有効にすると、デザイン・アシスタントは、インテルFPGAで推奨されるデザイン・ガイドラインの標準セット1 に対する違反を自動的に報告します。デザイン・アシスタントはコンパイル時に自動的に実行し、コンパイルプロセス全体で検出された違反のレポートを得ることができます。
図 23. デザイン・アシスタントで推奨されるデザイン規則違反に対する修正
デザイン・アシスタントは、解析モードで実行することもできます。これにより、Chip Plannerなどの他の インテル® Quartus® Primeツールからデザイン・アシスタントによるチェックを起動することができます。一部の規則について、デザイン・アシスタントはタイミング・アナライザーおよび インテル® Quartus® Primeのデザイン視覚化ツールへのクロスプローブをサポートするため、根本原因の解析と修正を行うことができます。
デザイン・アシスタントでチェックする規則は指定することができるため、デザインで重要ではない規則のチェックを省略することができます。
セクションの内容
デザイン・アシスタントのセットアップ
コンパイル時のデザイン・アシスタントの実行
解析モードでのデザイン・アシスタントの実行
デザイン・アシスタントからのクロスプローブ
デザイン・アシスタント規則の管理
デザイン・アシスタント規則のカテゴリー
1 一連のデフォルトの規則では、ランタイムを大幅に増やすことなくデザインの健全性を保証します。