インテル® Quartus® Primeプロ・エディション ユーザーガイド: パーシャル・リコンフィグレーション

ID 683834
日付 5/11/2020
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ドキュメント目次

1.6.8. ステップ8 : PR実装リビジョンのセットアップ

PR実装リビジョンの準備は、デバイス・プログラミング用のPRビットストリームを生成する前に行ってください。このセットアップでは、スタティック領域 .qdb ファイルを各実装リビジョンのソースファイルとして追加します。さらに、PR領域の対応エンティティーを指定してください。
次の手順に従って、PR実装リビジョンをセットアップします。
  1. 実装リビジョンを Current Revisionとして設定します。
  2. .qdb ファイルを root_partition のソースとして指定するには、Assignments > Design Partitions Windowをクリックします。Partition Database Fileセルをダブルクリックし、適切な .qdb ファイルを指定します。
  3. PR実装リビジョンごとに、Entity Re-binding cellでパーシャル・リコンフィグレーションを行うエンティティー名を指定します。このエンティティー名は、この実装リビジョンで実装するペルソナのデザインファイルから取ります。
    図 27. Design Partitions Window
  4. デザインをコンパイルするには、Processing > Start Compilationをクリックします。
  5. ステップ1から4を繰り返して、各実装リビジョンのセットアップおよびコンパイルを行います。または、単純なTclスクリプトを使用して、すべての実装リビジョンをコンパイルします。
    set_current_revision <implementation1 revision name> execute_flow -compile set_current_revision <implementation2 revision name> execut_flow -compile . . .