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インテルのみ表示可能 — GUID: umi1468561474656
Ixiasoft
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1.5. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインの考慮事項
例えば、PRプログラミング中は、システムの他の部分によるPR領域への読み書きが行われないようにする必要があります。また、PR領域からスタティック領域への書き込みイネーブル出力をフリーズして、スタティック領域動作との干渉を避ける必要があります。デザインのすべてのペルソナに同一の最上位インターフェイスがない場合は、ラッパーロジックを作成して、すべてのペルソナがスタティック領域と類似していることを確認する必要があります。PR領域のパーシャル・リコンフィグレーションを行う場合は、リセットシーケンスを適用して、PR領域のレジスターを既知の状態にする必要があります。グローバル信号とオンチップメモリーには特定のガイドラインがあります。次のセクションで説明するデザインの考慮事項とガイドラインは、PRデザインのデザインファイルの作成に役立てることができます。
FPGAデバイスとソフトウェアに関する考慮事項
- インテル® Agilex™ 、 インテル® Statix® 10、 インテル® Aia® 10、および インテル® Cycloe® 10 GXの全デバイスで、パーシャル・リコンフィグレーションをサポートしています。
- 公称VCCには、データシートに記載の0.9Vまたは0.95Vを使用してください。VID対応デバイスも含みます。
- インテル® Aia® 10および インテル® Cycloe® 10 GXプログラミング・ファイルのサイズを最小にするため、PR領域は必ず、短く、幅の広いものにしてください。 インテル® Agilex™ および インテル® Statix® 10デザインの場合は、セクターが整列したPR領域を使用します。
- インテル® Quatus® Pimeスタンダード・エディション開発ソフトウェアでは、パーシャル・リコンフィグレーションのサポートは、 インテル® Aia® 10デバイスに対しては提供していません。また、 インテル® Agilex™ および インテル® Statix® 10デバイスに対するサポートは提供していません。
- インテル® Quatus® Pimeプロ・エディション開発ソフトウェアの現在のバージョンでは、Sigal Tap ファイル (.stp) は、各リビジョンに1つのみサポートしています。
デザイン・パーティションに関する考慮事項
- リコンフィグレーション可能なパーティションには、LAB、RAM、DSPなどのコアリソースのみを含めることができます。トランシーバー、外部メモリー・インターフェイス、HPS、およびクロックなどのペリフェラル・リソースはすべて、デザインのスタティック部分にある必要があります。
- デバイスをスタティックと個々のPR領域との間で物理的に分割するには、各PR領域をフロアプランして、排他的でコアのみの配置領域にし、関連する配線領域を持たせます。
- リコンフィグレーション・パーティションには、すべてのPRペルソナで使用するポートすべてのスーパーセットを含める必要があります。
クロッキング信号、リセット信号、およびフリーズ信号に関する考慮事項
- インテル® Aia® 10または インテル® Cycloe® 10 GXの任意のPR領域のクロックまたは他のグローバル信号の最大数は33です。 インテル® Agilex™ または インテル® Statix® 10の任意のPR領域のクロックまたは他のグローバル信号の最大数は32です。 インテル® Quatus® Pimeプロ・エディション開発ソフトウェアの現在のバージョンでは、2つのPR領域で行クロックを共有することはできません。
- PR領域には入力フリーズロジックは必要ありません。ただし、各PR領域のすべての出力を既知の定数値に固定し、パーシャル・リコンフィグレーション中の不明なデータを回避してください。
- Fitteのレジスター重複を考慮して、リセット長を1サイクル増やします。
- ベースリビジョンのコンパイルでPR領域に駆動する低スキューのグローバル信号 (クロックおよびリセット) のすべてにデスティネーションがあることを確認してください。