インテル® Quartus® Primeプロ・エディション ユーザーガイド: パーシャル・リコンフィグレーション

ID 683834
日付 5/11/2020
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ドキュメント目次

1.12.2. ビットストリームの暗号化および圧縮のClock-to-Data比 (インテルArria 10または インテル® Cyclone® 10 GXデザイン)

次の表は、ビットストリームの暗号化と圧縮の有効な組み合わせを示しています。Clock-to-Data (CD) 比は、クロックサイクル数として定義され、データの各サイクルは、次のクロックサイクルまで有効な状態である必要があります。例えば、CD比が4の場合、データは次のサイクルの前に4クロックサイクルの間有効である必要があるということです。 拡張解凍がイネーブルされている場合は、常にx16データ幅を参照します。圧縮と拡張圧縮を併用すると、CD比は圧縮ビットストリームに従い、4になります。プレーン圧縮と拡張圧縮を併用すると、CD比はプレーン・ビットストリームに従い、1になります。
表 9.  ビットストリームの暗号化と圧縮の有効な組み合わせおよびCD比
コンフィグレーション・データ幅 AES暗号化 基本圧縮 CD比
x8 オフ オフ 1
オフ オン 2
オン オフ 1
x16 オフ オフ 1
オフ オン 4
オン オフ 2
x32 オフ オフ 1
オフ オン 8
オン オフ 4

正確なCD比は、ビットストリームの暗号化と圧縮に有効な組み合わせとCD比の表で、異なるビットストリーム・タイプに対して指定されているものを使用します。プレーンな .rbf のCD比は1でなければなりません。圧縮された .rbf のCD比は、幅に応じて、2、4、または8でなければなりません。CD比を必要最小値として指定して、異なるビットストリーム・タイプをサポートすることはしないでください。