インテル® Quartus® Primeプロ・エディション ユーザーガイド: パーシャル・リコンフィグレーション

ID 683834
日付 5/11/2020
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ドキュメント目次

1.7. 階層型パーシャル・リコンフィグレーション

階層型パーシャル・リコンフィグレーション (HPR) とは、パーシャル・リコンフィグレーション (PR) の拡張です。HPRでは、1つのPR領域を別のPR領域内に含めます。親パーティションと子パーティションの両方に対して複数のペルソナが作成可能です。子パーティションは、その親パーティション内にネスト化します。親パーティションをリコンフィグレーションしても、スタティック領域内の動作への影響はありませんが、親領域の子パーティションが、デフォルトの子パーティション・ペルソナに置き換えられます。

HPRデザインフローには、次の手順が含まれます。
  1. デザインのベースリビジョンを作成し、スタティック領域をにエクスポートします。これについてはステップ7 : ベースリビジョンのコンパイルとスタティック領域のエクスポート で説明しています。
  2. 各ペルソナの実装リビジョンをステップ8 : PR実装リビジョンのセットアップ の説明に従って作成し、親パーティションをエクスポートします。
  3. .qdb ファイル・パーティションをスタティック領域と親領域に対して指定します。
  4. 親または子に対応するエンティティーを指定します。
HPRデザインの実装リビジョンをコンパイルする場合は、ベースリビジョンのPR領域のプランニングと同様に、子パーティションを完全にフロアプランしてください。
注: 階層型PR (HPR) デザインでは、PRビットストリーム・セキュリティー検証はサポートしていません。