インテル® Agilex™ コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 5/30/2022
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ドキュメント目次

5.6.4. アプリケーションまたはファクトリー・イメージを使用したデバイスのリコンフィグレーション

次の手順では、デバイスがユーザーモードになった後、操作コマンドを使用して、別のアプリケーション・イメージまたはファクトリー・イメージでデバイスをリコンフィグレーションするプロセスについて説明します。
  1. リモート・システム・アップデートのホストは、RSU_IMAGE_UPDATEコマンドを送信して、リモート・システム・アップデートを新しいアプリケーション・イメージまたはファクトリー・イメージに実行します。
    1. たとえば、System ConsoleのTclコンソールで、次のコマンドを入力して、ファクトリー・イメージへのリモート・システム・アップデートを開始します。
      1. rsu_image_update 0x00110000 このコマンドは、工場出荷時のイメージでデバイスを再構成します。 アドレス 0x00110000は、.mapファイルに示されているファクトリ イメージの開始アドレスです。 デバイスの再構成が成功すると、JTAG ホストはSystem Consoleから自動的に切断されます。 次のコマンドを実行するには、System Consoleを再起動してデバイスとの接続を再確立する必要があります。
      2. rsu_image_update 0x002F4000 このコマンドは、アプリケーション・イメージを使用してデバイスをリコンフィグレーションします。 アドレス0x002F4000は、.mapファイルに示されているアプリケーション・イメージの開始アドレスです。

    オプション:rsu_statusコマンドを使用してリモート・システム・アップデートのステータスを取得し、デバイスが正常に再構成されたことを確認します。

  2. システムコンソールのTclコンソールで、次のように入力します。rsu_status 現在のイメージを確認します。次の図は、デバイスがファクトリーのイメージでリコンフィグレーションされていることを示しています。
    図 79. rsu_status コマンドを使用して現在のイメージを確認する
    $ source rsu1.tcl
    /channels/local/top/master_1
    $ rsu_status
    current image address 0x004b0000
    first failing image address 0x00000000
    failing code 0x00000000
    error location 0x00000000
    0x00000000