インテル® Agilex™ コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 5/30/2022
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ドキュメント目次

5.4.1.2.1. ファームウェアバージョン情報

インテル® Quartus® Primeファームウェア・バージョンは、次のオフセット0x420に32ビット値として保存されます。
  • 決定ファームウェア(4つのコピーのそれぞれ)、
  • アプリケーション・イメージ、
  • ファクトリー・イメージ、
  • 決定ファームウェア・アップデート・イメージ、
  • 組み合わせたアプリケーション・イメージ。
バージョンフィールドの形式は次のとおりです。
表 43.  ファームウェア・バージョン・フィールド
ビットフィールド ビット 説明
version_major 31:24 インテル® Quartus® Primeのメジャーリリース番号。例:リリース20.1の場合は20に設定します。
version_minor 23:16 インテル® Quartus® Primeのマイナーリリース番号。例:リリース20.1の場合は1に設定します。
version_update 15:8 インテル® Quartus® Primeのリリース番号の更新。例:リリース20.1.2では2に設定
予約済み 7:0 ゼロに設定
注: インテル® Quartus® Prime パッチはファームウェア・バージョン・フィールドを変更しません。すべてのパッチには、パッチが適用されるベースリリースと同じファームウェア・バージョン・フィールドがあります。

U-BootとLibRSUはどちらも、決定ファームウェアのバージョンを照会できるようにします。 U-BootとLinuxの両方の決定ファームウェアバージョンのクエリの例については、リモート・システム・アップデートの例 セクションを参照してください。 Linuxで値を使用できるようにするには、最初に決定ファームウェアのバージョンをU-Bootで照会する必要があります。