インテル® Agilex™ コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 5/30/2022
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ドキュメント目次

5.5.3. ファクトリー・アップデート・イメージを生成する

以下の引数を指定してquartus_pfgを実行することにより、以下の引数を使用してコマンドラインからファクトリー・アップデート・イメージを直接生成できます。
quartus_pfg -c fpga.sof factory_update.rpd -o mode = ASX4 -o bitswap = ON -o rsu_upgrade = ON

または、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション Programming File Generatorを使用して、ファクトリー・アップデート・イメージ (.rpd) を生成できます。このイメージを使用して、決定ファームウェア、決定ファームウェア・データ、およびファクトリー・イメージを更新できます。

注: .rpdをプログラムするフラッシュメモリーには、イメージアドレスのファームウェア・ポインター情報が含まれます。フラッシュデバイス用の.rpdを生成するには、Programming File Generator を使用する必要があります。
  1. Fileメニューで、Programming File Generatorを選択します。
  2. Device familyのドロップダウン・リストから インテル® Agilex™ を選択します。
  3. Configuration modeのドロップダウン・リストからコンフィグレーション・モードを選択します。現在のは インテル® Quartus® Primeアクティブ シリアル x4 コンフィグレーション・モードの RSU 機能のみがサポートされています。
  4. Output Filesタブで、出力ディレクトリーとファイル名を割り当てます。
  5. 出力ファイルタイプを選択します。
    • 生のプログラミング・ファイル(.rpd
  6. デフォルトでは、.rpd ファイルタイプはリトル・エンディアンです。リトル・エンディアン形式をサポートしていないサードパーティーのプログラマを使用している場合は、Bit swapOnに設定して、.rpdファイルをビッグ エンディアン形式で生成します。
    注: インテルが提供するrsu1.tclスクリプトは、ビット スワップ操作を実行します。 したがって、このスクリプトを使用している場合は、Bit swapOffに設定します。
  7. Input Filesタブで、Add Bitstreamをクリックします。必要に応じて、Files of typeをSRAM Object File (*.sof)に変更します。 次に、ファクトリー・イメージ・イメージの.sof ファイルを選択し、Openをクリックします。
    図 71. .sofファイルの変換
  8. .sofを選択し、Propertiesをクリックします。 Generate RSU factory update imageオンにします。Bootloaderファイルを指定します。
    注: インテル® Agilex™ SXデバイスのBootloaderファイルのみを指定する必要があります。
    図 72. .sofファイルの変換
  9. Generateをクリックして、RSU プログラミング・ファイルを生成します。 これで、決定ファームウェア、決定ファームウェア・データ、およびフラッシュメモリー内のファクトリー・イメージを更新できるようになりました。後で使用するために、コンフィグレーションを.pfgファイルに保存できます。