PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

1.7. トランシーバー・タイル

インテルStratix 10には、さまざまなプロトコルをサポートするためのいくつかのトランシーバー・タイルのバリアントが導入されています。
図 2. インテルStratix 10のトランシーバー・タイルのブロック図
表 6.  トランシーバー・タイルのチャネルタイプ
タイル デバイスタイプ チャネル・ケイパビリティー チャネルハードIPアクセス
チップ間 バックプレーン
Lタイル GX 26 Gbps (NRZ) 12.5 Gbps (NRZ) PCIe Gen3x16
Hタイル GX 28.3 Gbps (NRZ) 28.3 Gbps (NRZ) PCIe Gen3x16
Eタイル GXE

30 Gbps (NRZ)、

56 Gbps (PAM-4)

30 Gbps (NRZ),

56 Gbps (PAM-4)

100G Ethernet

LタイルおよびHタイル

LおよびHの両方のトランシーバー・タイルには、4つのトランシーバー・バンクが含まれ、合計24のデュプレックス・チャネル、8つのATX PLL、8つのfPLL、8つのCMU PLL、1つのPCIeハードIPブロック、および関連する入力リファレンスおよびトランスミッター・クロック・ネットワークが含まれています。 LおよびHトランシーバー・タイルには、各チャネルに10GBASE-KR/40GBASE-KR4 FECブロックも含まれています。

Lタイルには、最大26 Gbpsチップ間または12.5 Gbpsバックプレーン・アプリケーションをサポートする、トランシーバー・チャネルがあります。Hタイルには、28 Gbpsアプリケーションをサポートするトランシーバー・チャネルがあります。Hタイルチャネルは、ギガビット対応のGPON (パッシブ・オプティカル・ネットワーク) の高速ロック時間をサポートします。

インテルStratix 10 GX/SXデバイスには、LタイルまたはHタイルが組み込まれています。パッケージの移行は、LタイルバリアントからHタイルバリアントへのインテルStratix 10 GX/SXで使用可能です。

Eタイル

Eタイルは、PAM-4シグナリングで56 Gbps、またはNRZシグナリングで最大30 Gbpsのバックプレーンをサポートするようにデザインされています。Eタイルには、 PCIe* ハードIPブロックは含まれていません。