PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

6. ブロックの説明

PCI Express IPコアの Avalon-MM Stratix® 10ハードIPは、前世代のAvalon-MMおよびAvalon-MM DMAバリアントのフィーチャーを組み合わせたものです。Avalon-MM DMA Bridgeには、これらの機能がソフトロジックに含まれています。 DMAブリッジは、PCI Express IPコアのハードIPのフロントエンドです。Avalon-STスケジューラーは、DMAブリッジとPCIe IPコアをリンクします。TXおよびRXデータストリームへのラウンドロビン・アクセスを提供します。
図 35. PCI ExpressのAvalon-MM Stratix® 10ハードIPのブロック図

コンポーネントGUIでDMAブリッジの個々のオプションモジュールをイネーブルできます。次の制約が適用されます。

  • PCIe Write DMAモジュールおよびInternal DMA Descriptor Controllerがイネーブルになっている場合は、PCIe Read DMAモジュールをイネーブルする必要があります。PCIe Read DMAは、ホストからディスクリプターをフェッチします。
  • アドレスマッピングがイネーブルになっている場合は、Control Register Access (CRA) Avalon-MMのスレーブポートをイネーブルする必要があります。
  • 内部DMA Descriptor Controllerをイネーブルすると、BAR0 Avalon-MMマスターは使用できなくなります。DMA Descriptor Controllerはこのインターフェイスを使用します。