PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

10.5.9.1. ebfm_cfg_rp_epプロシージャー

ebfm_cfg_rp_ep プロシージャーでは、Root Portおよびエンドポイント・コンフィグレーション・スペース・レジスターを動作用にコンフィグレーションします。

位置

altpcietb_g3bfm_configure.v

シンタックス

ebfm_cfg_rp_ep (bar_table, ep_bus_num, ep_dev_num, rp_max_rd_req_size, display_ep_config, addr_map_4GB_limit)

引数

bar_table

BFM共有メモリーのエンドポイント bar_table 構造体のアドレスです。このルーチンは、bar_table 構造体を生成します。bar_table 構造体は、各BARのサイズおよび各BARに割り当てられたアドレス値を格納します。bar_table 構造体のアドレスは、特定のBARからのオフセットにアクセスする、後に続くすべての読み出しおよび書き込みプロシージャー呼び出しに渡されます。

ep_bus_num

ターゲットデバイスのPCI Expressバス番号です。この番号は、0以上の任意の値にすることができます。Root Portはこの値をセカンダリー・バス番号として使用します。

ep_dev_num

ターゲットデバイスのPCI Expressデバイス番号です。この番号は、任意の値にすることができます。エンドポイントには、最初のコンフィグレーション・トランザクションを受信したときに、この値が自動的に割り当てられます。

rp_max_rd_req_size

ルートポートによって発行された読み出し用の読み出しリクエストの最大サイズです (バイト単位)。このパラメーターは、エンドポイント・アプリケーション層でサポートされる最大値に設定する必要があります。アプリケーション層が MAXIMUM_PAYLOAD_SIZE の読み出しのみをサポートする場合は、この値を0に設定することができ、読み出しリクエストサイズは最大ペイロードサイズに設定されます。この引数に有効な値は、0、128、256、512、1,024、2,048および4,096です。

display_ep_config

1に設定すると、初期化後にエンドポイント・コンフィグレーション・スペース・レジスターの多くが表示され、Device IDやVendor IDなどのコンフィグレーション・プロセス中には通常アクセスされないレジスターの追加の読み出しが発生します。

addr_map_4GB_limit

1に設定すると、シミュレーション・システムのアドレスマップは4 GBに制限されます。64ビットのBARは、4 GBの制限の下に割り当てられます。