インテルのみ表示可能 — GUID: wks1504195318546
Ixiasoft
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11.2.1.4.2. NPDME PLLおよびチャネルコマンド
これらのコマンドは、Native PHYおよびチャネルPLL NPDMEマスターポートを使用して、ATX PLL、fPLL、およびNative PHYトランシーバー・チャネルのレジスターを読み書きします。
コマンド | 説明 |
---|---|
adme_read32 <slave_if> <base_addr> <reg_addr> | 指定されたレジスターアドレスのスレーブ・インターフェイスから32ビットの読み出しを実行します。 |
adme_read8 <slave_if> <reg_addr> | 指定されたレジスターアドレスのスレーブ・インターフェイスから8ビットの読み出しを実行します。 |
adme_write32 <slave_if> <reg_addr> <value> | 指定された値の32ビットの書き込みをスレーブ・インターフェイスおよび指定されたレジスターに実行します。 |
adme_write8 <slave_if> <reg_addr> <value> | 指定された値の8ビットの書き込みを、スレーブ・インターフェイスおよび指定されたレジスターに実行します。 |
adme_rmw32 <slave_if> <reg_addr> <bit_mask> <value> | 指定されたビットマスクを使用して、レジスターアドレスで、32ビットのread-modify-writeをスレーブ・インターフェイスに実行します。 |
adme_rmw8 <slave_if> <reg_addr> <bit_mask> <value> | 指定されたビットマスクを使用して、レジスターアドレスで、8ビットのread-modify-writeをスレーブ・インターフェイスに実行します。 |
adme_dump_to_file <slave_if> <filename> <start_addr> <end_addr> | 指定されたファイルにスレーブ・インターフェイスの内容を書き込みます。開始および終了レジスターアドレスは、書き込みの範囲を指定します。 <slave_if> 引数には、次の値を指定できます。
|
atxpll_check | ATX PLLロックおよびキャリブレーション・ステータスをチェックします。 |
fpll_check | fPLLロックおよびキャリブレーション・ステータスをチェックします。 |
channel_check | 各チャネルのクロック・データ・リカバリー (CDR) ロックステータスとTXおよびRXキャリブレーション・ステータスをチェックします。 |
NPDMEコマンドの例
次のPLLコマンドは、レジスター・アドレス・マップで以下に指定されたアドレスを使用します。
次のコマンドを使用して、ATX PLLの値レジスターアドレス0x480を読み出します。
% adme_read8 $atxpll_adme 0x480
次のコマンドを使用して、fPLLのレジスターアドレス0x4E0に0xFFを書き込みます。
% adme_write8 $fpll_adme 0x4E0 0xFF
次のコマンドを使用して、チャネル3のレジスターアドレス0x02に書き込むためのread-modify-writeを実行します。
% adme_rmw8 $channel_adme(3) 0x03 0x02
次のコマンドを使用して、ATX PLLの0x100-0x200からのレジスターの値をファイルに保存します。
% adme_dump_to_file $atxpll <directory_path>atx_regs.txt 0x100 0x200