PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

9.1. ルートポートTLPデータ制御およびステータスレジスター

インテルStratix 10 Avalon-MM Root PortがTLPを構築するには、32ビットのCRA Avalon-MMインターフェイスをイネーブルする必要があります。CRAインターフェイスは、この目的のために以下の4つのレジスターを提供します。

表 74.  ルートポートTLPデータ、制御およびステータスレジスター
レジスターアドレス レジスター名 アクセスモード 説明
0x2000 RP_TX_REG W TX TLPの1 dwordが含まれています。アプリケーション層はこのレジスターへの書き込みを続けて、TX TLPを構築します。
0x2004 RP_TX_CNTRL W

[31:3]: 予約済み

[2] タイプ: 要求のタイプ
  • 1: ポステッド要求
  • 0: ノンポステッド要求

[1] EOP: パケットの終わりを指定します。

[0] SOP: パケットの開始を指定します。

0x2008 RP_RX_REG R Completion TLPまたはMessage TLPの1 dwordが含まれています。
0x200C RP_RX_STATUS RC

[31:2]: 予約済み

[1] EOP: TLPのデータの終わりを示します。アプリケーション層はこのビットをポーリングして、最終データがいつ使用可能になるかを決定する必要があります。

[0] SOP: Completion TLPまたはMessage TLPが存在することを示します。