PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

10.5.3. ebfm_barrd_waitプロシージャー

ebfm_barrd_wait プロシージャーは、指定したエンドポイントBARのオフセットからデータブロックを読み出して、BFM共有メモリーに格納します。長さは、コンフィグレーションされた読み出しリクエストの最大サイズより長くなる場合があります。このプロシージャーは、必要に応じてリクエストを複数のトランザクションに分割します。このプロシージャーは、すべてのコンプリーション・データが返され、共有メモリーに配置されるまで待機します。

位置

altpcietb_g3bfm_rdwr.v

シンタックス

ebfm_barrd_wait (bar_table, bar_num, pcie_offset, lcladdr, byte_len, tclass)

引数

bar_table

BFM共有メモリーのエンドポイント bar_table 構造体のアドレスです。bar_table構造体は各BARに割り当てられたアドレスを格納するため、ドライバーコードは、BARからのアプリケーション特有のオフセットのみを実際に割り当てられたアドレスを認識する必要はありません。

bar_num

PCI Expressアドレスを決定するために pcie_offset で使用されるBARの番号

pcie_offset

BARベースからのアドレスオフセット。

lcladdr

読み出されたデータが格納されるBFM共有メモリーアドレス

byte_len

読み出されるデータの長さ (バイト数)。BAR領域またはBFM共有メモリー内の残りの最小バイト数は1からになります。

tclass

PCI Expressトランザクションに使用するトラフィック・クラス。