PCI Express* 用のインテル® Stratix® 10 HタイルおよびLタイル Avalon® メモリー・マップド・ハードIPユーザーガイド

ID 683667
日付 6/03/2020
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ドキュメント目次

1.2. フィーチャー

インテルQuartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアの新しいフィーチャーは以下のとおりです。

  • 最大Gen3 x8バリアントのProgrammer Objectファイル (*.pof) 生成のサポート
  • 次の機能を含む、 PCIe* Link Inspectorのサポートがあります。
    • Configuration Spaceレジスターへの読み出しおよび書き込みアクセス
    • LTSSM監視
    • PLLロックおよびキャリブレーション・ステータスの監視
    • PCSおよびPMAレジスターへの読み出しおよび書き込みアクセス
  • 動的に生成されたデザイン例を使用してハードウェアでの PCIe* アクセスを示すLinux用のソフトウェア・アプリケーション
  • インテルQuartus Primeプロ・エディションのIP CatalogからのスタンドアロンIPコアとしてのインスタンス化、およびプラットフォーム・デザイナーのインスタンス化のサポート
PCI Express IPコアのAvalon-MM Stratix 10ハードIPは、以下のフィーチャーをサポートしています。
  • 以前のデバイスファミリーに実装されていたAvalon-MMまたはAvalon-MM DMAの移行パス
  • 標準のAvalon-MMマスターおよびスレーブ・インターフェイスには、次が含まれます。
    • オプションのアドレス・マッピングを備えた高スループットのバーストAvalon-MMスレーブ
    • バイトの粒度を備えたAvalon-MMスレーブは、単一のDWORDポートのサポートをイネーブルし、DWORD粒度は高スループット・ポートのサポートをイネーブルします。
    • バイトイネーブルをサポートする1つ以上のBARに関連付けられた最大6つのAvalon-MMマスター
    • 高性能のバーストAvalon-MMマスターポート
  • 高スループット、バースト、 Avalon® -MMマスターを備えたオプションのDMAデータムーバーのフィーチャーは、次のとおりです。
    • Write Data Moverは、 PCIe* Memory Write (MemWr) Transaction Layer Packets (TLP) を使用して、データを PCIe* システムメモリーに移動させます。
    • Read Data Moverは、PCIe Memory Read (MemRd) TLPを使用して、データをローカルメモリーに移動させます。
  • 特定のアプリケーションに必要なフィーチャーを選択するためのモジュール式実装は、次のとおりです。
    • DMAモジュールと高スループットのAvalon-MMスレーブおよびマスターの同時サポート
    • Avalon-MMスレーブは、 PCI Express* 特定の知識がなくても、PCIeアドレス空間全体にアクセスできます。
  • 256ビットおよび64ビットのアプリケーション・インターフェイス幅のサポート
  • インテルStratix 10デバイスでは、LおよびHの両方のトランシーバー・タイルのPCIeハードIPで、Advanced Error Reportingが常にイネーブルになっています。
  • インテルQuartus Primeプロ・エディションおよびプラットフォーム・デザイナー IP Catalogの両方で使用可能
  • オプションの内部DMA Descriptorコントローラー
  • FPGAファブリックがプログラムされる前にPCIe IPコアが動作を開始できるようにする、Autonomous Hard IPモード。このモードはデフォルトでイネーブルになっています。ディスエーブルすることはできません。
  • -2スピードグレードのデバイスでは、最大250MHzで動作します。
注: PCIe* プロトコルの詳細を理解するには、 PCI Express* Base Specificationを参照してください。