インテル® Stratix® 10エンベデッド・メモリー ユーザーガイド

ID 683423
日付 12/24/2018
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ドキュメント目次

4.2.1.1. eSRAMの仕様

次の表ではeSRAM Intel FPGA IPコアの仕様をまとめています。
表 27.  eSRAMの仕様
機能 詳細 詳細
クロック周波数5

-1

-2

-3

200 MHz - 750 MHz

200 MHz - 640 MHz

200 MHz - 500 MHz 6
バンク容量

ECCなし

DPAあり

144 Kb

128 Kb

各バンクは (2048) 2K x 72ビットです
チャンネルあたりのバンク 42
チャネル容量

ECCなし

DPAあり

5.90625 Mb

5.25 Mb

eSRAMあたりのチャネル 8
eSRAM容量

ECCなし

DPAあり

47.25 Mb

42 Mb

インターフェイス・データ幅

ECCなし

DPAあり

x72

x64

最大幅
読み出しレイテンシー7

Normal

Low Power

10 +2 8

11 + 2

8
このレイテンシーは、ECCが有効か無効かにかかわらず固定です。
読み出しレイテンシー 0 +1 fn_latency9 書き込みコマンドのゼロ・サイクル・レイテンシーがSRAMに対して発行されます。
電力 (eSRAMシステムあたり)

工業用

拡張

1.15 W - 1.5 W

2.28 W - 3.31 W

Low PowerモードからNormalモードへ。
5 eSRAMの入力クロックソースは、ピークツーピークで20 ps、つまり1e-12 BERで1.42 ps RMS、1e-16 BERで1.22 psを超えてはなりません。
6 Speed Grade 3デバイスでは、次のクロック周波数はサポートされていません。
  • 466.51 MHz - 499.99 MHz
  • 233.26 MHz - 249.99 MHz
7 読み出しレイテンシーの測定は、インターフェイスに送信される読み出しコマンドから、戻される有効な読み出しデータまでです。
8 +2が読み出しレイテンシーに追加されます。eSRAMとインターフェイス接続するレジスターで配線およびタイミングの要件を満たすことが必要なためです。
9 +1が読み出しレイテンシーに追加されます。eSRAMとインターフェイス接続するレジスターで配線およびタイミングの要件を満たすことが必要なためです。