インテル® Stratix® 10エンベデッド・メモリー ユーザーガイド

ID 683423
日付 12/24/2018
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ドキュメント目次

4.1.7. 手動によるパラメーター設定の変更

IPコアの生成をIP Parameter Editorを使用して行ったら、このフローを使用して、パラメーター設定の変更が指定したメモリーモード内でできます。ただし、メモリーモードを変更するには、IP Parameter Editorを使用してIPコアのコンフィグレーションと再生成を行います。

次の手順に従ってパラメーター設定を手動で変更してください。

  1. Verilogデザインファイルに移動します。 <project directory>/<project name_software version>/synth/<projectName_coreName_QuartusVersion_random>.vに移動します。
  2. デザインファイルのパラメーター設定を変更します。必ず、有効なパラメーター値のみをパラメーターと信号の項で指定されているとおりに使用してください。そうしないと、コンパイルエラーが発生します。
  3. デザインの合成を インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアで行います。

たとえば、次のコードでECC機能を有効にし、初期化ファイルを指定します。

altera_syncram_component.enable_ecc = "TRUE",
altera_syncram_component.ecc_pipeline_stage_enabled = "FALSE",
altera_syncram_component.init_file = "mif1.mif",

ECC機能を無効にして別の.mifファイルを指定するには、次のように変更します。

altera_syncram_component.enable_ecc = "FALSE",
altera_syncram_component.ecc_pipeline_stage_enabled = "FALSE",
altera_syncram_component.init_file = "mif2.mif",