PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
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ドキュメント目次

4.6.5. テスト信号

表 35.  テスト・インターフェイス信号 test_inバスは、IP コアの内部ステートのモニタリングとランタイム制御を提供します。

信号

入力/出力

説明

test_in[31:0]

入力

test_inバスのビットには、次の定義があります。

  • [0]: シミュレーション・モードです。多くの初期化カウンターの値を下げることで初期化を高速化するには、この信号を1に設定します。
  • [1]: 予約済み。 1'b0に設定する必要があります。
  • [2]: デスクランブル・モードのディスエーブルです。データ・スクランブリングを無効にするには、この信号を初期化中に1に設定する必要があります。このビットは、リンク上のデスクランブルされたデータを観察するために、エンドポイントとルートポートの両方のシミュレーションで使用することができます。一般的に、リンクパートナーがデータをスクランブルするため、デスクランブルされたデータはオープンシステムでは使用できません。
  • [4:3]: 予約済み。 2'b01に設定する必要があります。
  • [5]: コンプライアンス・テスト・モードです。コンプライアンス・モードをディスエーブル/強制します。設定すると、LTSSMがコンプライアンス・モードに入ることを防止します。このビットをトグルするとコンプライアンス・ステートの入力と終了が制御されるため、コンプライアンス・パターンの送信が可能になります。
  • [6]: polling.activeステートでタイムアウトに達し、すべてのレーンが終了条件を検出していない場合、強制的にコンプライアンス・モードに入ります。
  • [7]: 低電力ステートのネゴシエーションをディスエーブルします。Intelは、このビットを設定することを推奨しています。
  • [31:8] 予約済み。すべて0に設定します。
simu_mode_pipe

入力

Highの場合、PIPEインターフェイスがシミュレーション・モードであることを示します。
hip_currentspeed[1:0]

出力

PCIeリンクの現在の速度を示します。次のエンコーディングが定義されています。

  • 2b’00: 未定義
  • 2b’01: Gen1
  • 2b’10: Gen2
  • 2b’11: Gen3