PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
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ドキュメント目次

5.5. Intel定義のVSECレジスター

図 22. VSECレジスターこの拡張機能構造は、Configuration via Protocol (CvP)プログラミングおよび詳細な内部エラー・レポートをサポートします。
表 37.   Intel定義のVSEC機能構造、0x200 Intel定義のベンダー固有の拡張機能です。この拡張機能構造は、Configuration via Protocol (CvP)プログラミングおよび詳細な内部エラー・レポートをサポートします。

ビット

レジスターの説明

アクセス

[15:0]

PCI Express拡張機能IDです。VSEC機能IDに対してIntelが定義する値です。

0x000B

RO

[19:16]

バージョンです。VSECのバージョンに対してIntelが定義する値です。

0x1

RO

[31:20]

Next Capability Offsetです。機能構造が実装されているのであれば、次の機能構造の開始アドレスです。

変数

RO

表 38.   Intelが定義するベンダー固有のヘッダーこれらの値は、ハードIPをインスタンス化する際に指定可能です。これらのレジスタは、ランタイム時はread‑onlyです。

ビット

レジスターの説明

アクセス

[15:0]

VSEC IDです。ユーザー設定可能なVSEC IDです。

ユーザーによる入力

RO

[19:16]

VSEC Revisionです。ユーザー設定可能なVSECリビジョンです。

変数

RO

[31:20]

VSEC Lengthです。この構造体をバイト単位で表した長さの合計です。

0x044

RO

表 39.   Intelマーカー・レジスター

ビット

レジスターの説明

アクセス

[31:0]

Intel Markerです。このread―onlyレジスターは、追加のマーカーです。一般的なIntel Programmerソフトウェアで、CvPを使用してデバイスをコンフィグレーションする場合、このマーカーは正しいVSECで動作していることを確認するためにプログラミング・ソフトウェアが読み込む値を提供します。

デバイスの値

RO

表 40.  JTAG Silicon IDレジスター

ビット

レジスターの説明

アクセス

[127:96]

JTAG Silicon ID DW3

アプリケーションによって異なります

RO

[95:64]

JTAG Silicon ID DW2

アプリケーションによって異なります

RO

[63:32]

JTAG Silicon ID DW1

アプリケーションによって異なります

RO

[31:0]

JTAG Silicon ID DW0。これはCvPプログラミングソフトウェアが正しいSRAMオブジェクト・ファイル(.sof)を使用しているかどうかを判断するために読み込むJTAG Silicon IDです。

アプリケーションによって異なります

RO

表 41.  ユーザデバイスまたはボードタイプIDレジスター

ビット

レジスターの説明

アクセス

[15:0]

正しい.sofにCvPを指定するための設定可能なデバイスまたはボードタイプIDです。

変数

RO