PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
Public
ドキュメント目次

3.7. MSIおよびMSI-X Capabilities

表 15.  MSI and MSI-X Capabilities 

パラメーター

説明

MSI messages requested

1, 2, 4, 8, 16

アプリケーション層が要求できるメッセージの数を指定します。Message ControlレジスターのMultiple Message Capableフィールドの値を設定します。

アドレス: 0x050[31:16]

MSI-X Capabilities

Implement MSI-X

On/Off

Onにすると、MSI-X機能が追加されます。

  ビット範囲  

Table size

[10:0]

システム・ソフトウェアはこのフィールドを読み取り、MSI-X Tableサイズである<n>を決定します。これは、<n–1>としてエンコードされます。例えば、戻り値2047は、Tableサイズが2048であることを示しています。このフィールドは読み出し専用です。有効範囲は、0~2047 (211)です。

アドレス・オフセット: 0x068[26:16]

Table Offset

[31:0]

MSI-X Tableのベースを指定します。Table BAR Indicator (BIR)の下位3ビットは、64ビットのqwordにアラインメントされたオフセットを形成するようにソフトウェアによってゼロに設定されます。このフィールドは、読み出し専用です。

Table BAR Indicator

[2:0]

メモリースペースにMSI-Xをマッピングするためにコンフィグレーション・スペースで0x10の開始に位置する、どのファンクションのBARを使用するのかを指定します。このフィールドは、読み出し専用です。有効範囲は0~5です。

Pending Bit Array (PBA) Offset

[31:0]

MSI-X PBAのベースを指定するために、ファンクションのベース・アドレス・レジスターの1つを含むアドレスからのオフセットとして使用されます。PBA BIRの下位3ビットは、32ビットのqwordにアラインメントされたオフセットを形成するようにソフトウェアによってゼロに設定されます。このフィールドは、読み出し専用です。

PBA BAR Indicator

[2:0]

コンフィグレーション・スペースで0x10の開始に位置するファンクション・ベース・アドレス・レジスターを指定します。これは、MSI-X PBAをメモリースペースへマッピングします。このフィールドは、読み出し専用です。有効範囲は0~5です。