PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
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ドキュメント目次

5.7.1.4. Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス変換テーブル

Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス変換テーブルは、CRAスレーブポートを使用して書き込みが可能です。 PCI Expressアドレス変換テーブルの各エントリーは、現在のPCI Expressアドレス幅パラメーターの値にかかわらず、8バイト幅です。したがって、レジスターアドレスは、PCI Expressアドレス幅に関係なく、常に同じ幅になります。

これらのテーブルエントリーは、Number of address pagesパラメーターで指定した各アドレスに対して繰り返されます。Number of address pagesが最大の512に設定されている場合、0x1FF8にはA2P_ADDR_SPACE511とA2P_ADDR_MAP_LO511、そして0x1FFCにはA2P_ADDR_MAP_HI511が含まれます。

表 53.  Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス変換テーブル-0x1000~0x1FFF

アドレス

ビット

名称

アクセス

説明

0x1000

[1:0]

A2P_ADDR_SPACE0

RW

エントリー0へのアドレススペースの表示です。次のエンコーディングが定義されています。

  • 2’b00: メモリースペース、32ビットPCI Expressアドレスです。32ビットのヘッダーが生成されます。変換テーブルエントリーのアドレスビット63:32は無視されます。
  • 2’b01: メモリースペース、64ビットPCI Expressアドレスです。64ビットのヘッダーが生成されます。
  • 2’b10:予約済み
  • 2’b11:予約済み

[31:2]

A2P_ADDR_MAP_LO0

RW

Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス・マップ・エントリー0の下位ビットです。

0x1004

[31:0]

A2P_ADDR_MAP_HI0

RW

Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス・マップ・エントリー0の上位ビットです。

0x1008

[1:0]

A2P_ADDR_SPACE1

RW

エントリー1へのアドレススペースの表示です。このエントリーは、変換テーブルエントリーの数(Number of address pages)が1より大きい場合にのみ使用可能です。

A2P_ADDR_SPACE0と同じエンコードがA2P_ADDR_SPACE1に対して定義されています。

[31:2]

A2P_ADDR_MAP_LO1

RW

Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス・マップ・エントリー1の下位ビットです。

このエントリーは、変換テーブルエントリーの数が1より大きい場合にのみ使用可能です。

0x100C

[31:0]

A2P_ADDR_MAP_HI1

RW

Avalon-MM-to-PCI Expressアドレス・マップ・エントリー1の上位ビットです。

このエントリーは、変換テーブルエントリーの数が1より大きい場合にのみ使用可能です。