PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
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ドキュメント目次

5.8.1. 書き込みTLPの送信

アプリケーション・レイヤーは、メモリー書き込みリクエストを送信するために、CRAスレーブポートに対して次のAvalon-MMアクセスのシーケンスを実行します。

  1. TX TLPの最初の32ビットをアドレス0x2000のRP_TX_REG0に書き込みます。
  2. TX TLPの次の32ビットをアドレス0x2004のRP_TX_REG1に書き込みます。
  3. RP_TX_CNTRL.SOPを1’b1(RP_TX_CNTRLはアドレス0x2008です)に書き込み、TLPの最初の2つのdwordsをルートポートTX FIFOにプッシュします。
  4. 手順1と2を繰り返します。データがアラインメントされた3つのdword TLPに対しても、 RP_TX_REG1への2回目の書き込みが必要です。
  5. パケットが完了した場合は、RP_TX_CNTRLを2'b10に書き込んでパケットの終わりを示します。パケットが完了していない場合は、2'b00をRP_TX_CNTRLに書き込みます。
  6. このシーケンスを繰り返して、完全なTLPをプログラミングします。

TX TLPのプログラミングが完了すると、 Avalon® -MMブリッジは、TXスレーブポートからのTX TLPよりも高い優先順位でTLPをスケジューリングします。