インテルのみ表示可能 — GUID: nik1410564811162
Ixiasoft
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4.6.2.1. コンフィグレーション・スペース・レジスターのアクセス
tl_cfg_ctl信号は、次の図に示すコンフィグレーション・スペース・レジスターのコンテンツを含む多重化バスです。コンフィグレーション・スペースに格納された情報は、ラウンドロビン順でアクセスされます。ここでのtl_cfg_addはアクセスされているレジスターを表します。次の表は、tl_cfg_ctlで多重化されたコンフィグレーション情報のレイアウトを示しています。
レジスター |
幅 |
入力/出力 |
説明 |
---|---|---|---|
cfg_dev_ctrl_func<n> | 16 |
出力 |
cfg_dev_ctrl_func<n>[15:0]は、PCI Expressケイパビリティー・ストラクチャーのデバイス制御レジスターです。 |
cfg_dev_ctrl2 | 16 |
出力 |
cfg_dev2ctrl[15:0] は、PCI Expressケイパビリティー・ストラクチャーのデバイス制御2です。 |
cfg_slot_ctrl | 16 |
出力 |
cfg_slot_ctrl[15:0]は、PCI-Expressケーパビリティーのスロットステータスです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_link_ctrl | 16 |
出力 |
cfg_link_ctrl[15:0]は、PCI Expressケイパビリティー・ストラクチャーのプライマリー・リンク制御です。 Gen2の場合、Gen1 L0ステートへ最初のリンク・トレーニング後に、より高いデータレートへの再トレーニングを開始するため、ルートポートのRetrain Linkビット(cfg_link_ctrl)のBit[5])に1’b1を書き込む必要があります。再トレーニングは、LTSSMをRecoveryステートにします。リンク上の両方のデバイスがより高いデータレートをサポートできる場合であっても、PCI Express用Arria VハードIPのIPコアに対しては、高いデータレートへの再トレーニングは自動的ではありません。 |
cfg_link_ctrl2 | 16 |
出力 |
cfg_link_ctrl2[31:16]は、Gen2に向けたPCI Expressケイパビリティー・ストラクチャーのセカンダリー・リンク制御です。 tl_cfg_addr=4'b0010の場合、tl_cfg_ctlは、プライマリーおよびセカンダリー・リンク制御レジスターである { {cfg_link_ctrl[15:0], cfg_link_ctrl2[15:0]}を返します。プライマリー・リンク・ステータス・レジスターの内容は、tl_cfg_sts[46:31]で利用可能です。 Gen1バリアントの場合、リンク帯域幅通知ビットは常に0に設定されます。Gen2バリアントの場合は、このビットは1に設定されます。 |
cfg_prm_cmd_func<n> | 16 |
出力 |
PCIコンフィグレーション・スペースのベース/プライマリー・コマンド・レジスターです。 |
cfg_root_ctrl | 8 |
出力 |
PCI-Expressケーパビリティーのルート制御およびステータス・レジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_sec_ctrl | 16 |
出力 |
PCI-Expressケーパビリティーのセカンダリー・バス制御およびステータス・レジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_secbus | 8 |
出力 |
二次的なバス番号です。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ用可能です。 |
cfg_subbus | 8 |
出力 |
従属バス番号です。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ用可能です。 |
cfg_msi_addr | 64 |
出力 |
cfg_msi_add[63:32]は、Message Signaled Interrupt (MSI) の上位メッセージ・アドレスです。cfg_msi_add[31:0]は、そのMSIメッセージ・アドレスです。 |
cfg_io_bas | 20 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位20ビットのI/Oリミットレジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_io_lim | 20 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位20ビットのIOリミットレジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_np_bas | 12 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位12ビットのメモリー・ベース・レジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_np_lim | 12 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位12ビットのメモリー・リミット・レジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_pr_bas | 44 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位44ビットのプリフェッチ可能なベースレジスターです。このレジスターは、ルートポート・モードでのみ使用可能です。 |
cfg_pr_lim | 44 |
出力 |
Type1コンフィグレーション・スペースの上位44ットのプリフェッチ可能なリミットレジスターです。ルートポート・モードで使用可能です。 |
cfg_pmcsr | 32 |
出力 |
cfg_pmcsr[31:16]は電源管理制御であり、cfg_pmcsr[15:0]は電源管理ステータス・レジスターです。 |
cfg_msixcsr | 16 |
出力 |
MSIメッセージ制御です。 |
cfg_msicsr | 16 |
出力 |
MSIメッセージ制御です。このレジスターのフィールドについては、次の表を参照してください。 |
cfg_tcvcmap | 24 |
出力 |
コンフィグレーション・トラフィック・クラス(TC)/仮想チャネル(VC)マッピングです。アプリケーション層は、この信号を使用してパケットのトラフィック・クラスをもとに適切なチャネルへマッピングされるTLPを生成します。
|
cfg_msi_data | 16 |
出力 |
cfg_msi_data[15:0]はMSIへのメッセージデータです。 |
cfg_busdev | 13 |
出力 |
ハードIPにプログラミングあるいはキャプチャされるバス/デバイス番号です。 |
ビット |
フィールド |
説明 |
---|---|---|
[15:9] |
Reserved |
N/A |
[8] |
mask capability |
ベクトル単位のマスキングが可能です。このビットは、PCIローカルバス仕様書で定義されているMask_BitsおよびPending_Bitsレジスターを使用したオプションのベクトル単位のMSIマスキングをサポートしていないため、0にハードワイヤードされています。ベクトル単位のマスキングは、アプリケーション層のレジスターを使用することで実装可能です。 |
[7] |
64-bit address capability |
64ビットアドレスが可能です。
|
[6:4] |
multiple message enable |
このフィールドは、MSI信号の許容値を示します。たとえば、このフィールドに「100」と書き込む場合、16個のMSI信号が割り当てられます。
|
[3:1] |
multiple message capable |
このフィールドは、リクエストされたMSIメッセージの数を決定するために、システム・ソフトウェアによって読み取られます。
|
[0] |
MSI Enable |
0に設定すると、このコンポーネントはMSIの使用を許可されません。 複数の機能をサポートするデザインでは、ホスト・ソフトウェアはMSIイネーブルビットを使用して機能のMSIをマスクしないでください。マスクにMSIイネーブルビットを使用すると、MSIリクエストがある機能から保留中の状態となり、他の機能へのMSIリクエストをブロックすることがあります。 |