PCIeソリューションに向けた Arria V Avalon-MMインターフェイス: ユーザーガイド

ID 683773
日付 5/21/2017
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ドキュメント目次

B. レーンの初期化とリバーサル

PCI Express向けのIPブロックを含む、接続されたコンポーネントは、同じ数のレーンをサポートする必要はありません。×4のバリエーションは、1、2、または4レーンを持つコンポーネントでの初期化と操作をサポートします。 ×8バージョンは、1、2、4、または8レーンを持つコンポーネントでの初期化と操作をサポートします。

レーンリバーサルは、×1、×2、×4、および×8コンフィグレーションのレーン番号の論理反転を許容します。レーンリバーサルを使用することで、基盤レイアウトの柔軟性が高まり、PCBを配線する際に相互に交差する必要のある信号の数を減少させることができます。

表 76.  レーンリバーサルのないレーン割り当て

レーン番号

7

6

5

4

3

2

1

0

×8 IPコア

7

6

5

4

3

2

1

0

×4 IPコア

3

2

1

0

1 0

×1 IPコア

0

表 77.  レーンリバーサルのあるレーン割り当て

コア・コンフィグレーション

8

4

1

スロットサイズ

8

4

2

1

8

4

2

1

8

4

2

1

レーンペアリング

7:0、6:1、5:2、4:3、3:4、2:5、1:6、0:7

3:4、2:5、

1:6、0:7

1:6、

RCLK[0..7]

RCLK[0..7]

7:0、6:1、

5:2、4:3

3:0、2:1、

1:2、0:3

3:0、

RCLK[2..1]

RCLK[3..0]

RCLK[7..0]

RCLK[3..0]

RCLK[1..0]

RCLK[0..0]

図 37. レーンリバーサルを使用したPCB配線問題の解決次の図は、PCBの上部に×4 IPルートポートと×4エンドポイントを持つPCI Expressカードを表しています。レーンリバーサルを使用せずにレーンを接続すると、配線に関する問題が発生します。レーンリバーサルを使用することで、この問題が解決されます。