Intel® Stratix® 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683195
日付 12/07/2017
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ドキュメント目次

6.2. Intel® FPGA IOPLLポートおよび信号

表 12.   インテル® Stratix 10® デバイスの Intel® FPGA IOPLL出力ポート
ポート名 タイプ 条件 説明
refclk 入力 I/O PLLをドライブする基準クロック・ソース。
rst 入力 出力クロック用の非同期リセットポート。このポートをハイにドライブすると、すべての出力クロックが0にリセットされます。
fbclk 入力 オプション

PLLの外部フィードバック入力ポート。

Intel® FPGA IOPLL IPコアは、I/O PLLが外部フィードバック・モードまたはゼロ遅延バッファモードで動作しているときにこのポートを作成します。フィードバックループを完了するには、ボードレベル接続でfbclkポートとI/O PLLの外部クロック出力ポートを接続する必要があります。

fboutclk 出力 オプション

模擬回路を介してfbclkポートに給電するポート。

fboutclkポートは、I/O PLLが外部フィードバック・モードの場合にのみ使用できます。

zdbfbclk 双方向 オプション

ミミック回路に接続する双方向ポート。このポートは、I/O PLLの正帰還専用出力ピンに配置された双方向ピンに接続する必要があります。

zdbfbclkポートは、I/O PLLがゼロ遅延バッファ・モードになっている場合にのみ使用できます。

locked 出力 オプション Intel® FPGA IOPLL IPコアは、PLLがロックを取得すると、このポートをHighに駆動します。 I/O PLLがロックされている間は、ポートはHighのままです。 I/O PLLは、基準クロックとフィードバッククロックの位相と周波数が同じか、またはロック回路の許容範囲内にあるときに、ロックされたポートをアサートします。 2つのクロック信号の差がロック回路許容値を超えると、I/O PLLはロックを失います。
refclk1 入力 オプション クロック・スイッチオーバー機能のためにI/O PLLをドライブする第2の基準クロックソース。
extswitch 入力 オプション アクティブLow信号。手動でクロックを切り替えるには、 extswitch信号を最低3クロックサイクルでLow(1'b0)にアサートします。
activeclk 出力 オプション I/O PLLがどの基準クロックソースを使用しているかを示す出力信号。
clkbad[] 出力 オプション 基準クロックソースのステータスが良いか悪いかを示す出力信号。
cascade_out 出力 オプション ダウンストリームI/O PLLに供給される出力信号。
adjpllin 入力 オプション アップストリームI/O PLLから供給される入力信号。
outclk 出力 オプション I/O PLLからの出力クロック。