Intel® Stratix® 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683195
日付 12/07/2017
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ドキュメント目次

4.3. Intel® FPGA IOPLL Reconfig IP コア

I/O PLLのフェーズロック・ループ(PLL)リコンフィグレーションおよびダイナミック・フェーズ・シフトを実装するために インテル® Stratix® 10デバイスを使用することができます。

インテル® Stratix® 10 I/O PLLは、デバイスがユーザー・モードのときにダイナミック・リコンフィグレーションをサポートします。ダイナミック・リコンフィグレーション機能を使用すると、I/O PLL設定をリアルタイムでリコンフィグレーションできます。 PLLカウンターの分割設定とPLL帯域幅設定(ループ・フィルター設定とチャージ・ポンプ設定)は、 Avalon® メモリーマップされた( Avalon® -MM)インターフェイス Intel® FPGA IOPLL Reconfig FPGA全体をリコンフィグレーションする必要はありません。 インテル® Stratix® 10 I/O PLLは、分周カウンター( NMCカウンター)と電圧制御発振器(VCO)を使用して、所望の位相および周波数出力を合成します。

以下のPLLを使用することができます。

  • メモリー初期化ファイル( .mif )ストリーミング・リコンフィグレーション
    • オンチップROMに保存された事前定義済みの設定を使用して、I/O PLLのリコンフィグレーションを可能にします。多くのユニークなPLLコンフィグレーションを1つのROMに格納できます。
    • .mifファイルは自動的に生成されます。 Intel® FPGA IOPLL IPコア。 .mifストリーミングリコンフィグレーション中に生成された.mifファイルを使用すると、新しいコンフィグレーションの合法性が保証されます。
    • Intelこのリコンフィグレーション方法を使用することを推奨します。
  • .mifを使用したI/O PLL
    • リキャリブレーションリコンフィグレーションを行わずにI/O PLLのリキャリブレーションを実行します。
    • 基準クロック周波数が変更された場合、リキャリブレーションをトリガします。
  • I/O PLLクロック・ゲーティング
    • I/O PLLの出力クロック0から出力クロック7にI/O PLLのゲートとアンゲート。

Intel® FPGA IOPLL Reconfig IPコアを使用してダイナミック位相シフトを実行できます。