Intel® Stratix® 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683195
日付 12/07/2017
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ドキュメント目次

6.3. Intel® FPGA IOPLL IPコアの-Mのインターフェイス・ポート

図 26.  Intel® FPGA IOPLL IPコアのダイナミック位相シフトポート
表 13.   Intel® FPGA IOPLL IPコアの-Mのインターフェイス・ポート
ポート 入力/出力 説明
scanclk 入力 Intel® FPGA IOPLL IPコアのダイナミック位相シフト動作を駆動するダイナミック位相シフトクロック。このポートは、有効なクロックソースに接続する必要があります。最大入力クロック周波数は100MHzです。
phase_en 入力 アクティブHigh信号。ダイナミック位相シフト動作を開始するためにアサートします。 phase_enは、 phase_doneがアサ―トされた後にのみ4クロックにアサートされます。
updn 入力 ダイナミック位相シフトの方向を決定します。 updn = 0のとき、位相シフトは負方向になります。 updn = 1のとき、位相シフトは正方向になります。
1119443340 入力
ダイナミック位相シフト動作を実行するために選択するカウンターを決定します。
カウンター名 cntsel[4..0](バイナリ)
C0 5’b00000
C1 5’b00001
C2 5’b00010
C3 5’b00011
C4 5’b00100
C5 5’b00101
C6 5’b00110
C7 5’b00111
C8 5’b01000
すべてCカウンター 5’b01111
1119443320 入力 ダイナミック位相シフト動作ごとの位相シフト数を決定します。 1回の動作につき最大7回の位相シフトが可能です。各位相シフト・ステップは、I/O PLL VCO周期の1/8に等しくなります。 num_phase_shiftは、DPSモードでは決して0に設定してはなりません。
phase_done 出力 Intel® FPGA IOPLL IPコアは、ダイナミック位相シフト動作が完了した後、1つのscanclkサイクルの間このポートをHighに駆動します。