Intel® Stratix® 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683195
日付 12/07/2017
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ドキュメント目次

2.1.4.2. クロック・ディバイダー

I/Oバンクとトランシーバー・バンクごとに1つのクロック・ディバイダーがあります。クロック・ディバイダーは、ペリフェラルDCMブロックの一部であり、ルート・クロック・ゲートの近くに配置されています。クロック分割器の出力は、同じペリフェラルDCMブロック内のルート・クロック・ゲートによってゲート制御することはできません。ただし、この制限はSCLKゲートには適用されません。ペリフェラルDCMブロックのクロック・ディバイダー出力は、プログラマブル・クロック配線を経てSCLKゲートをドライブすることができます。

クロック・ディバイダーには​​次の3つの出力があります。

  • 最初の出力 - 入力クロックを通過します。
  • 2番目の出力 - 入力クロックを2分周します。
  • 3番目の出力 - 入力クロックを4分周します。

これらの3つのクロックは、クロック・ディバイダーの出力でエッジ・アラインされています。

図 7. クロック・オフセットのタイミング図