Intel® Stratix® 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683195
日付 12/07/2017
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ドキュメント目次

2.2.5.6. 外部フィードバック・モード

EFBでは、Mカウンターの出力(fbout)が、PLLのfbin入力にフィードバックされ(ボード上でトレースを実行)、フィードバック・ループの一部になります。

兼用の外部クロック出力の1 つをfbin 入力ピンとしてEFBモードで使用します。外部フィードバック・モードでは、外部フィードバック入力ピン(fbin)は、クロック入力ピンと位相調整されます。これらのクロックと整合させることで、デバイス間のクロック遅延とスキューを強制的に減らすことができます。

このモードを使用する場合、入力クロック、フィードバック入力、および出力クロックに同じI/O 規格を使用する必要があります。

図 15. EFBモードにおけるPLL クロック間の位相関係の例