Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

3.3. リードソロモン順方向誤り訂正 (RS-FEC) のアーキテクチャー

Eタイルには、リードソロモン順方向誤り訂正 (RS-FEC) ブロックが含まれています。

RS-FECの基本的な情報については、AN 846: インテル® Stratix® 10 Forward Error Correction を参照してください。

RS-FECコアでは、次の規格をサポートします。

  • 100GbE: IEEE 802.3 Clause 91
  • 100GbE with KP-FEC: IEEE 802.3 Clause 91
  • 128GFC: Fibre Channel Framing and Signaling - 4 (FC-FCS-4) Clause 5.6
  • 25GbE: IEEE 802.3 Clause 108
  • 32GFC: Fibre Channel Framing and Signaling - 4 (FC-FCS-4) Clause 5.4

KP-FECを備えた100GbEでは、2つの物理PAM4コード化レーンを使用します。これは、100 Gigabit Attachment Unit Interface (CAUI-2) とも呼ばれます。これは、RS(544,514) FECを使用します。この2つの物理レーンのサポートは、RS-FECコアの4つのPMAレーンをRS-FECコアの外側でペアでビット多重化することによって行われます。その他の定義済みクライアントでは、RS(528,514) FECを使用します。

CPRI規格では、CPRI FECは32GFCを指します。CPRIは、ラインレートが24Gbpsであること以外は、32GFCに似ています。

表 49.  EタイルでサポートされているFEC仕様
サポートされているRS-FECタイプ コンプライアンス

RS-FEC (528, 514)

RS-FEC (544, 514)

IEEE 802.3 Clause 91
表 50.  EタイルのFECの詳細
リソース 説明
EタイルあたりのRS-FECブロックの数 6
FECブロックあたりのRS-FECレーンの数 4
RS-FECブロックの実装 ハード
RS-FECブロックの位置 トランシーバー・インターフェイスとイーサネット・ハードIP (EHIP_TOP) の間