Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

5. PMAのキャリブレーション

PMAのキャリブレーションは、最初にPMAをイネーブルしたときに自動的に行われます。PMAのダイナミック・リコンフィグレーションを実行して、別のデータレートにする場合は、PMAのキャリブレーションが必要です。PMAのキャリブレーションを実行するのは、PMAアナログリセット後にPMAのイネーブルを行ったときです。ですから、PMAアナログリセットは、キャリブレーションを要求する前に実行します。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスを使用してPMA設定を変更する方法については、PMA属性の詳細 を参照してください。レジスターマップの PMA属性コード のセクションを参照する際は、次のガイドラインに留意してください。

  • 設定を変更する際に、PMA Can be Running While Updatingの列にyesが表示されている場合は、トランシーバー・チャネルをディスエーブルしないでください。ディスエーブルすると、ディスエーブルからイネーブルに移行した場合、キャリブレーションが開始され、ビットエラーが発生します。
  • 設定を変更する際に、PMA Can be Running While Updatingの列にnoが表示されている場合は、次のフローチャートに従ってください。

PMAがディスエーブルされている場合に変更できる属性については、PMA属性コード を参照してください。

ネイティブPHYの tx_pma_ready/rx_pma_ready 出力がアサートされると、キャリブレーションが完了します。

図 74. PMAのキャリブレーションのイネーブル