Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
Public
ドキュメント目次

4.2.6. PMA Direct 100GE 25Gbps x 4 (FECオン)

このユースケースが実装されるのは、100GbEのようなマルチレーン・プロトコルの場合です。この場合、各25Gbpsの4つのトランシーバー・レーンを使用します。4つのレーンすべてで同じFECブロックを使用する必要があります。FECのクロッキングには、4つのチャネルのいずれかを使用します。このコンフィグレーションは、ネイティブPHY IPコアのパラメーター・エディターですることができます。このコンフィグレーションでは、チャネル間に固有の依存関係があります。しかし、100GbEのようなアプリケーションの場合、依存関係は許容され、場合によっては必要になります。4つのチャネルのそれぞれが、コア・インターフェイスFIFOを備え、位相補償モードにある場合、tx_clkout (402.832031MHz) を tx_coreclkinrx_coreclkin に接続します。tx_coreclkinrx_coreclkin に他のソースを使用する場合は、tx_coreclkin および rx_coreclkintx_clkout の差が0PPMになるようにしてください。次の図では、4つのチャネルすべてに共通のリファレンス・クロック・ソース (4つのチャネルすべてで0PPM) があることを前提としています。4つのチャネルのいずれかの tx_clkout を4つのチャネルすべての tx_coreclkinrx_coreclkin に接続することもできます。これにより、4レーンのデータを1つのクロックドメインで同期させることができます。

図 71. PMA Direct 100GE (25Gbps x 4/レーン) (FECオン)RS-FECのクロッキングも、TX PMA生成クロックによって行われます。

EHIP内のクロッキングについては、EタイルハードIPユーザーガイド: イーサネット インテル® FPGA IP向けEタイルハードIPおよびEタイルCPRI PHYインテルFPGA IP を参照してください。