Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

7. ダイナミック・リコンフィグレーション

ダイナミック・リコンフィグレーションは、トランシーバー・チャネルを変更するプロセスです。これにより、デバイスの動作中に変化する要件を満たします。チャネルをカスタマイズするには、デバイスの動作、またはデバイス・コンフィグレーション後にリコンフィグレーションをトリガーします。

ダイナミック・リコンフィグレーションは、Eタイル・トランシーバー・ネイティブPHYで使用可能です。

注: リコンフィグレーション・インターフェイスを使用しているチャネルのほかにも、Embedded Multi-die Interconnect Bridge (EMIB) のリコンフィグレーションができます。

リコンフィグレーション・インターフェイスを使用して、トランシーバー・チャネルの設定およびEMIB設定の動的な変更を行うことができます。次に挙げるアプリケーションがその対象になります。

  • シグナル・インテグリティーを微調整するために、TXのアナログ設定およびRXのアダプテーション設定を調整する場合
  • トランシーバー・チャネル・ブロック (PRBSジェネレーター、検証ツールなど) やループバック・モードをイネーブルまたはディスエーブルする場合
  • TX/RX設定の変更をCPRIなどのマルチ・データレートをサポートするプロトコルに対して行う場合
  • RS-FECをイネーブル/ディスエーブルする場合

ネイティブPHY IPコアに備えられている次の機能により、ダイナミック・リコンフィグレーションの実行が可能になります。

  • リコンフィグレーション・インターフェイス
  • コンフィグレーション・ファイル
  • 複数のリコンフィグレーション・プロファイル
  • エンベデッド・リコンフィグレーション・ストリーマー
  • Native PHY Debug Master Endpoint (NPDME)
  • リコンフィグレーション・ロジック (オプション)

サポートされない機能 も併せて確認してください。

RS-FEC Avalon® メモリーマップド・インターフェイス は、RS-FECブロックのリコンフィグレーションとステータスの監視ができます。