Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

7.12. 特殊なケースでのダイナミック・リコンフィグレーション・フロー

ダイナミック・リコンフィグレーションは、複数のリファレンス・クロック間での切り替えなどのロジック動作で実行できます。このようなケースにおいては、コンフィグレーション・ファイルのみでは対応できません。コンフィグレーション・ファイルの生成は、IP生成中に行われますが、リファレンス・クロックの配置に関する情報は含まれません。

ロジック動作でダイナミック・リコンフィグレーションを実行するには、ルックアップ・レジスターを使用する必要があります。ルックアップ・レジスターには、ロジック・インデックスから物理インデックスへのマッピングに関する情報が含まれています。ルックアップ・レジスターは、読み出し専用レジスターです。ルックアップ・レジスターを使用して、選択MUXに対して読み出し - 変更 - 書き込みを実行し、リファレンス・クロックを切り替えます。

リコンフィグレーション・フローを使用して、特殊なケースでダイナミック・リコンフィグレーションを実行するには、次の手順を実行します。

  1. 目的のルックアップ・レジスターを読み出します。
  2. ロジック・エンコーディングを実行します。
  3. 読み出し - 変更 - 書き込みを機能アドレスに対して実行します。設定したい値、またはエンコードされた値を使用します。