Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

3.1.6. ダイナミック・リコンフィグレーション・アダプテーション・フロー

次の表に、ダイナミック・リコンフィグレーション・アダプテーションを実行する手順を示します。

ステップ 機能 コマンドとアドレス 注意事項
1 TXとRXのそれぞれのリセットがディスエーブルされている場合は、リセット信号をアサートします。それ以外の場合は、tx_resetrx_reset 信号をアサートします。   ポート
2 PMAをディスエーブルします 29tx_pma_readyrx_pma_ready がデアサートされるのを待ちます。
  • Attribute = 0x0001, data = 0x0000.
  • 戻り値を = 0x001までポーリング
PMA属性コードとポート
3 PMAアナログリセットをトリガーします 30
  • 0x202, 0x201, 0x200 = 0x00.
  • 0x203 = 0x81
  • 0x207を = 0x80までポーリング
オペコード
4 PMA属性コードを使用して新しいネイティブPHY IP設定を直接ロードし、 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスからPCS/EMIBに書き込みます。または、MIFストリーマーを使用します。   ダイレクト Avalon® 書き込みとPMA属性コード
5 PMAをイネーブルします29tx_pma_readyrx_pma_ready がアサートされるのを待ちます。
  • Attribute = 0x0001, data = 0x0007
  • 戻り値を = 0x001までポーリング
PMA属性コードとポート
6 ループバックとPRBSを設定します (PRBSは、トラフィックを使用する場合はオプションです)。
  • PRBS31がイネーブルされていない場合は、イネーブルします。
  • 内部シリアル・ループバックをイネーブルします。
または、PMA属性コードを介してPRBS31と内部シリアル・ループバックをイネーブルします 31
オペコードを使用してSET_OPERATION_MODEを実行します。
  • 0x200 = 0x0D
  • 0x201= 0x00
  • 0x202= 0x00
  • 0x203= 0x93
  • 0x207を = 0x80までポーリング
またはPMA属性コードを使用します。
  • Attribute = 0x2, data = 0x125
  • Attribute = 0x2, data = 0x235
  • Attribute = 0x3, data = 0x203
  • Attribute = 0x8, data = 0x101
オペコードまたはPMA属性コード
7 PMAコンフィグレーションを使用している場合は、コントロール・ステータス・レジスター (CSR) を使用してPMAコンフィグレーションをロードします。これは、次のステップに示すように、0x200から0x203のPMAレジスターを使用してレジスターにロードされます 32
  • 0x40143 = 0x80 (profile 0) を書き込み
  • 0x40144[0] を = 1になるまで読み出し
ダイレクト Avalon® メモリーマップド書き込み。アクセスはチャネル0からのみ。
8 特定のチャネルにPMAコンフィグレーションをロードした後、内部シリアル・ループバック・モードで初期アダプテーションを実行します (該当する場合)。
  • PMAコンフィグレーションをロードします。
  • アダプテーション・エフォート・レベルを設定します。
  • 初期アダプテーションを開始します。
  • アダプテーションが完了したら、PRBS-31と内部シリアル・ループバックを維持します。
または、PMA属性コードを介して初期アダプテーションを実行します 33
オペコードを使用してSTART_ADAPTATIONを実行します。
  • 0x200 = 00xD0
  • 0x201= 00x02
  • 0x202= 00x01
  • 0x203= 00x96
  • 0x207を = 0x80までポーリング
または、PMA属性コードを使用します。
  • Attribute = 0xA, data = 0x1
オペコードまたはPMA属性コード。オペコードはAdaptation Effort Level = 0を使用します。ロードするPMAコンフィグレーションがない場合は、PMA属性コードを使用します。
9 PMA属性コードを使用して、初期アダプテーション・ステータスが完了したことを確認します。
  • Attribute = 0x0126, data = 0x0B00
  • 0x88 [0] = 0までこのステップを繰り返して、アダプテーションが処理中でないことを確認します。
PMA属性コード
10 外部トラフィックが使用可能な場合は、Mission/User Modeに移動します (内部シリアル・ループバックを使用している場合は、このステップはスキップしてください)
  • 内部シリアル・ループバックをディスエーブルします31
  • PRBSを使用しない場合はディスエーブルします。
または、PMA属性コードを介してPRBSと内部シリアル・ループバックをディスエーブルします。
オペコードを使用してSTART_ADAPTATIONを実行します。
  • 0x200 = 00x1E
  • 0x201= 00x00
  • 0x202 = 0x00
  • 0x203 = 0x93
  • 0x207を = 0x80までポーリング
または、PMA属性コードを使用します。
  • Attribute = 0x2, data = 0x3FF
  • Attribute = 0x8, data = 0x100
オペコードまたはPMA属性コード。オペコードは、内部シリアル・ループバックとPRBSをディスエーブルします。このステップは、PMA属性コードを使用して実行することもできます。
11 有効なデータレート・トラフィックがRXにある場合 34、次のステップに進みます。それ以外の場合は、有効なトラフィックが使用可能になるまで初期アダプテーションを再実行します。    
12 PMA属性コードを使用して、初期アダプテーション・ステータスが完了したことを確認します (内部シリアル・ループバックを使用している場合は、このステップはスキップしてください)。
  • Attribute = 0x0126, data = 0x0B00
  • 0x88[0] = 0までこのステップを繰り返して、アダプテーションが処理中でないことを確認します。
PMA属性コード
13 ユーザー・トラフィックを使用して初期アダプテーションを実行します (内部シリアル・ループバックを使用している場合はスキップします)。
  • アダプテーション・エフォート・レベルを設定します。
  • 初期アダプテーションを開始します。
  • アダプテーションが完了したら、PRBSをディスエーブルし、内部シリアル・ループバックをディスエーブルのままにします。
または、PMA属性コードを介して初期アダプテーションを実行します33
オペコードを使用してSTART_ADAPTATIONを実行します。
  • 0x200 = 0xE0
  • 0x201 = 0x01
  • 0x202 = 0x01
  • 0x203 = 0x96
  • 0x207を = 0x80までポーリング
または、PMA属性コードを使用します。
  • Attribute = 0xA, data = 0x1
オペコードまたは属性コード。オペコードはAdaptation Effort Level = 0を使用します。
14 PMA属性コードを使用して、初期アダプテーション・ステータスが完了したことを確認します (内部シリアル・ループバックを使用している場合は、このステップはスキップしてください)。
  • Attribute = 0x0126, data = 0x0B00
  • 0x88[0] = 0までこのステップを繰り返して、アダプテーションが処理中でないことを確認します。
PMA属性コード
15 TXとRXのそれぞれのリセットがディスエーブルされている場合は、リセット信号をアサートします。それ以外の場合は、tx_resetrx_reset 信号をアサートします。   ポート
16 オペコードを使用して継続アダプテーションを実行します。
  • 継続アダプテーションを開始します。
  • アダプテーション後は、PRBSと内部シリアル・ループバックをディスエーブルのままにします。
または、PMA属性コードを介して継続アダプテーションを実行します33
オペコードを使用してSTART_ADAPTATIONを実行します。
  • 0x200 = 0xE4
  • 0x201 = 0x01
  • 0x202 = 0x03
  • 0x203 = 0x96
  • 0x207を = 0x80になるまでポーリング
注: 場合によっては、PMAコンフィグレーションは、初期アダプテーションと継続アダプテーションとで異なります。その場合、継続アダプテーションが実行される前に、0x200 = 0xF4を設定して正しいPMAコンフィグレーションをロードします。
またはPMA属性コードを使用します
  • Attribute = 0xA, data = 0x6
オペコードまたはPMA属性コード。ハードPRBSは、継続アダプテーション中は無効です。
17 オプション: rx_is_lockedtodata でリンクステータスを確認します (トラフィック・チェッカーをクリアし、エラーがないことを確認します)。   ポート
18 データの送受信を開始します。    
30 PMAアナログリセット を参照してください。
31 内部シリアル・ループバックをイネーブルまたはディスエーブルする方法については、0x0008: 内部シリアル・ループバックおよびリバース・パラレル・ループバック制御 を参照してください。
33 アダプテーション用のPMA属性については、0x000A: レシーバー調整制御 を参照してください。
34 有効なトラフィックがあるかどうかを判断するには、表 62 を参照してください。