Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

4.1.1. リファレンス・クロック・ピンのQSF割り当て

未使用のリファレンス・クロック・ピンの接続方法については、 デバイスファミリーのピン接続ガイドライン を参照してください。
表 53.  単一のリファレンス・クロック・ピン (refclk[0]) のQSF割り当てこのQSF設定は、使用するリファレンス・クロック・ピンごとに手動で含めてください。
説明 QSFアサインメント
リファレンス・クロックIO規格を設定する 差動LVPECL set_instance_assignment -name IO_STANDARD "DIFFERENTIAL LVPECL" -to <refclk_name> -entity <block_name>
オンダイ終端抵抗をイネーブルする

enable_term = (オンチップ終端をオンにする)

disable_term = (オンチップ終端をオフにする)

set_instance_assignment -name HSSI_PARAMETER "refclk_divider_enable_termination=enable_term" -to ref_clk[0]

推奨事項: enable_term に設定します (外部オンボード終端が使われ、内部終端がバイパスされることが想定される場合を除く)。

2.5Vではなく3.3Vトレラントを選択する

enable_3p3v_tol = (3.3V)

disable_3p3v_tol = (2.5V)

set_instance_assignment -name HSSI_PARAMETER "refclk_divider_enable_3p3v=enable_3p3v_tol" -to ref_clk[0] 36

推奨事項: disable_3p3v_tol に設定します (クロックソースがLVPECL3.3v規格に準拠している場合を除く)。

LVPECLドライバーのヒステリシスをイネーブルする

enable_hyst = (ヒステリシスをオンにする)

disable_hyst = (ヒステリシスをオフにする)

set_instance_assignment -name HSSI_PARAMETER "refclk_divider_disable_hysteresis=enable_hyst" -to ref_clk[0]

推奨事項: これを disable_hyst に設定します (リファレンス・クロック特性が デバイス・データシート の仕様を満たしている場合)。

リファレンス・クロック周波数を設定する freq_in_Hz = 「適正値」 set_instance_assignment -name HSSI_PARAMETER "refclk_divider_input_freq=freq_in_Hz" -to ref_clk[0]

推奨事項: 各トランシーバーIPと同じリファレンス・クロック周波数を使用してください。

LVPECLドライバーの電源を切る

false = (ドライバーはオン)

true = (ドライバーはオフ)

set_instance_assignment -name HSSI_PARAMETER "refclk_divider_powerdown_mode=false" -to ref_clk[0]

推奨事項: ターゲット・リファレンス・クロックを使用する予定の場合は、これを false に設定します。

36 リファレンス・クロック電圧定格の電気的仕様については、デバイス・データシート を参照してください。
37 リファレンス・クロック周波数仕様については、デバイス・データシート を参照してください。