Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

10. Eタイル・トランシーバー・リンクのデバッグ

E-Tile Transceiver Toolkitを使用すると、ボードデザインの高速シリアルリンクを最適化することができます。そのために、ボード上で実行されているトランシーバー・リンクのリアルタイム制御、モニタリング、およびデバッグが行われます。

Transceiver Toolkitを使用すると、次のことができます。

  • トランスミッター・チャネルまたはレシーバーチャネルを制御し、トランシーバーの設定およびハードウェア機能を最適化する。
  • ビット・エラー・レート (BER) のテストを、複数のリンクをターゲットのデータレートで実行している間に行う。
  • 内部パターン・ジェネレーターおよびチェッカーを制御し、ループバック・モードをイネーブルする。
  • 自動スイープテストを実行し、フィジカル・メディア・アタッチメント (PMA) の最良の設定を各リンクに対して特定する。
  • レシーバーの水平方向および垂直方向のアイマージンをテスト中に確認する。
  • 複数のデバイスの検証を複数のボードで同時に実行する。
注: E-Tile Transceiver Toolkitは、System Consoleのフレームワークから実行できます。
Transceiver Toolkitを起動するには、Tools > System Debugging Tools > System Debugging Toolkitsの順でクリックします。または、次のTclスクリプトをコマンドラインから実行します。
system-console --script=<name of script>