Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

3.1.7.1. 内部シリアル・ループバック・パス

内部シリアル・ループバック・パスでは、CDRを設定して、データの回復をレシーバーシリアル入力ピンではなく、シリアライザーから行います。

トランスミッター・バッファーからは通常どおりデータを送信しますが、内部シリアル・ループバックではバッファーの前にデータを取得します。

これは、完全なオンチップ実装です。シリアルパス上のコネクターは不要です。このループバック・パスは、TXバッファーのイネーブルとは独立してイネーブルされます。

Eタイル・トランシーバー・チャネルでは、TX差動出力をRX差動入力に接続する必要がある場合も外部接続をサポートします。この外部接続は、100Ω の差動モード・インピーダンスの伝送パスで構成する必要があります。Missionモードは、外部接続の一形態です。このモードのデータソースは、Eタイル・トランスミッター以外です。例えば、BERTまたは他のデバイスのTXから、Eタイルレシーバーにデータを提供しています。

注: 現在、PRBS31/PRBS31Qパターンのみが、内部シリアル・ループバック・モードでサポートされています。
図 55. 内部シリアル・ループバック・パス

レジスターの読み出し/書き込みのサポート、およびプログラミングの詳細に関しては、PMAレジスターマップ、およびPMA属性コード を参照して、パラメーターをコンフィグレーションしてください。